食欲不振

食欲不振とは

食欲不振とは、空腹感があっても食べ物に対する欲求や興味が低下し、食事を摂りたいという気持ちが起こらない状態を指します。単に食事量が減るだけでなく、食べ物を見ても美味しそうに感じない、においに対して嫌悪感を抱く、口に入れても味を感じにくいなどの症状も含まれます。

厚生労働省の2022年国民生活基礎調査によると、食欲不振を訴える人は全国で約108万人に上り、人口1,000人当たり8.9人の割合となっています。

摂食障害全体では、厚生労働科学研究の全国疫学調査において年間受診患者数が約2万4,500人と推計されており、1980年から2000年までの20年間で約10倍に増加している傾向が報告されています。

食欲不振でお悩みなら当院までご相談ください。

食欲不振を放置すると、まず栄養不足による体重減少が進行し、筋肉量の低下や体力の著しい衰えが生じます。さらに進行すると、鉄分やビタミン不足による貧血、免疫機能の低下により感染症にかかりやすくなります。

最悪の場合、準標準体重の15%以上減少すると女性では月経が停止し、極端な場合には心不全などの生命に関わる合併症を引き起こす可能性があります。

また、栄養失調により肌や髪の艶がなくなり、集中力低下やうつ状態の悪化といった精神面への影響も深刻化します。仕事や家事への集中力も著しく低下し、社会生活に大きな影響を与えることになります。

食欲不振の原因

食欲不振は複雑な要因が絡み合って発症する症状です。ストレスや疲労の蓄積により自律神経のバランスが崩れ、食欲をコントロールするホルモンの分泌が乱れることで食べ物への興味や欲求が低下します。

食欲不振の原因として次のものが挙げられます。

食欲不振はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、自律神経の働きが乱れ、食欲をコントロールするホルモンバランスが崩れることで食欲不振が発症します。

また、積み重ねられた肉体的・精神的な疲労によって胃の筋肉が緊張することも食欲不振の原因となります。それは人によって違い、単に胃薬を処方したり生活指導をするだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。食欲不振でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

食欲不振への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

胃薬や制吐剤は一時的な症状緩和に留まることが多く、根本的な解決に至らない場合があります。また、薬の副作用により新たな不調が生じる可能性もあります。

検査による原因特定

胃カメラなどの検査を行っても明確な原因が特定できないことが多く、原因不明のまま対症療法に頼ることになります。

点滴による栄養補給

一時的な栄養補給は可能ですが、食欲そのものを回復させる効果は限定的で、継続的な通院が必要になります。

生活指導

生活習慣の改善は重要ですが、個人の意志力に依存する部分が大きく、継続が困難な場合が多くあります。

食欲不振を改善するために

まずはあなたの病院では異常なしと言われた食欲不振の原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、根本から改善することはできないからです。

当院は一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、病院では異常なしと言われた食欲不振の真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

原因を追求することなくその場しのぎの治療を続けても、決してよくなることはありません。それどころか悪化してしまうことも珍しくありません。原因がわからなければ何度も同じ症状を繰り返すことになります。

当院の特徴

カイロプラクティック学士（B.S.C）として20年以上臨床を積み重ねた院長が最後まで担当いたします。3種類30項目に及ぶ独自検査で症状の原因を特定し、自然治癒力を引き出す施術で根本改善を目指します。

食欲不振と大きく関わっている自律神経系を詳細に分析します。首のカーブの形状、首全体の可動域検査、背中上部と肩甲骨をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で食欲不振が改善する理由

食欲不振の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。首や背中の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は首や背中から自律神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。食欲不振は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください。

食欲不振のQ＆A

食欲不振は自然に治りますか？

軽度のストレス性食欲不振であれば、原因となるストレスが解消されることで自然回復する場合もありますが、多くは適切な治療が必要です。自然治癒力を活用したアプローチが効果的です。

食欲不振の人がやってはいけないことは？

無理に大量の食事を摂ろうとすること、不規則な生活を続けること、過度な飲酒、ストレスを溜め込むことは避けるべきです。体に負担をかけない優しいケアが重要です。

食欲不振と摂食障害の違いは何ですか？

食欲不振は食べたい気持ちが湧かない状態で、摂食障害は体重や体型に対する歪んだ認識から意図的に食事制限する精神的な疾患です。原因と治療アプローチが異なります。

何日以上食欲不振が続いたら病院に行くべきですか？

1週間以上続く場合や体重減少を伴う場合は医療機関での相談をお勧めします。ただし、自然治癒力を重視したカイロプラクティック的なアプローチも有効な選択肢です。

食欲不振で体重が減るのは危険ですか？

短期間で急激な体重減少がある場合は注意が必要です。特に1ヶ月で体重の5%以上減少した場合は、体の各機能に影響を与える可能性があり早期の対応が重要です。

ストレスが原因の食欲不振はどうすれば改善しますか？

自律神経のバランスを整えることが重要です。規則正しい生活、適度な運動、深呼吸などのリラクゼーション法が効果的ですが、根本的には体の歪みを整えることが大切です。

薬を飲んでも食欲が戻らない場合はどうすればいいですか？

薬物治療で改善しない場合は、体の根本的な機能不全が考えられます。自然治癒力を引き出すカイロプラクティック的なアプローチで、体の本来の機能を回復させることが有効です。

食欲不振で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと食欲不振は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

食欲不振は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。