圧迫骨折

圧迫骨折とは

圧迫骨折とは、背骨の椎体という部分が上下からの圧力によって潰れるように変形してしまう骨折です。特に骨粗しょう症により骨がもろくなった高齢者に多く見られます。

転倒や重いものを持ち上げる動作、時にはくしゃみなどの軽微な動作でも発生することがあります。椎体が潰れることで背骨の正常なカーブが失われ、痛みや機能障害を引き起こします。

日本における脊椎圧迫骨折の新規発生患者数は年間30万～100万人と推定されており、70歳を超えると特に発症率が高くなります。圧迫骨折でお悩みなら当院までご相談ください。

圧迫骨折を適切に治療せずに放置すると、椎体の変形が進行し慢性的な腰痛に悩まされることになります。背骨のカーブが失われることで姿勢が悪くなり、身長の短縮や猫背が進行してしまいます。

さらに痛みによる活動量の低下から筋力が衰え、歩行能力が著しく低下する可能性があります。最悪の場合、寝たきりの状態になり、介護度の上昇リスクがおよそ10倍になるという研究結果も報告されています。

また、一度圧迫骨折を起こすと2年以内に約40％の確率で再骨折するリスクが高まることも知られています。

圧迫骨折の原因

圧迫骨折は複雑な要因が絡み合って発症する症状です。単一の原因ではなく、複数の要因が重なることで発症リスクが高まります。

圧迫骨折の原因として次のものが挙げられます。

圧迫骨折はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、椎体の圧潰や周辺筋肉の緊張、神経の圧迫などが発生し、痛みや機能障害が発症します。

したがって単に痛み止めを服用したり安静にするだけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。圧迫骨折でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

圧迫骨折への対応として、次のようなものが一般的です。

安静療法

長期間の安静により筋力低下や関節拘縮が進行し、かえって機能回復が遅れる可能性があります。また根本的な骨密度改善には限界があります。

薬物療法

痛み止めは対症療法であり根本解決にはならず、長期使用により胃腸障害などの副作用のリスクがあります。骨粗しょう症治療薬も効果が現れるまで時間がかかります。

理学療法

継続的な通院が必要で、適切な指導を受けずに行うと症状が悪化する可能性があります。また個人差により効果にばらつきがあります。

経皮的椎体形成術

手術に伴うリスクがあり、セメント漏出などの合併症の可能性があります。また根本的な骨粗しょう症の改善にはなりません。

圧迫骨折を改善するために

当院では圧迫骨折の根本的な改善を目指しています。痛みの軽減だけでなく、なぜ圧迫骨折が起きたのかという原因を徹底的に追求します。骨粗しょう症による骨密度の低下だけでなく、姿勢の歪みや筋力バランスの崩れ、生活習慣の問題まで幅広く検査を行います。

そして一人一人の状態に合わせた施術計画を立て、自然治癒力を最大限に引き出すアプローチを行います。単なる対症療法ではなく、再発防止まで見据えた根本改善を目指すのが当院の特徴です。手術を避けたい方、薬に頼らない治療を希望される方にも安心してお越しいただけます。

当院の特徴

米国認定カイロプラクターである院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

圧迫骨折と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。腰椎のカーブの形状、腰椎全体の可動域検査、骨盤と仙腸関節をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で圧迫骨折が改善する理由

圧迫骨折の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。腰椎や骨盤の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は腰椎や骨盤から神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。圧迫骨折は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください。

圧迫骨折のQ＆A

圧迫骨折は自然に治りますか？

軽度の圧迫骨折であれば自然治癒する可能性はありますが、適切な治療なしでは変形が残り慢性的な痛みや機能障害を引き起こす可能性が高いため、専門的な治療を受けることをお勧めします。

圧迫骨折の人がやってはいけないことは？

重いものを持つ、前かがみの姿勢を長時間続ける、激しい運動や衝撃の強い動作は避けるべきです。また急激な体の動きや無理な姿勢は症状を悪化させる可能性があります。

圧迫骨折と腰椎椎間板ヘルニアの違いは何ですか？

圧迫骨折は椎体の骨が潰れる骨折であり、椎間板ヘルニアは椎間板の中身が飛び出す疾患です。原因や症状、治療法が異なるため、正確な診断が重要です。

圧迫骨折の痛みはいつまで続きますか？

急性期の強い痛みは通常2-3週間程度で軽減しますが、完全な回復には数ヶ月かかることが多く、適切な治療により痛みの期間を短縮できる可能性があります。

圧迫骨折後にスポーツはできますか？

骨の癒合状況や症状の改善度によりますが、適切な治療とリハビリを行えば、負荷の少ないスポーツから段階的に復帰できる可能性があります。

圧迫骨折は遺伝しますか？

圧迫骨折自体は遺伝しませんが、骨粗しょう症になりやすい体質は遺伝的要因があるため、家族歴がある場合は予防対策を早めに始めることが大切です。

圧迫骨折の予防方法はありますか？

骨密度を維持するためのカルシウムやビタミンD摂取、適度な運動、転倒予防対策、正しい姿勢の維持などが効果的な予防方法として挙げられます。

圧迫骨折で身長はどのくらい縮みますか？

圧迫の程度により異なりますが、一つの椎体で数ミリから数センチ、複数の椎体に及ぶ場合は数センチから10センチ以上縮むこともあります。

圧迫骨折の手術は必要ですか？

すべての圧迫骨折に手術が必要ではありません。保存的治療で改善しない場合や神経症状がある場合に手術が検討されますが、自然治癒力を活かした治療で改善する可能性もあります。

圧迫骨折後の日常生活で気をつけることは？

正しい姿勢の維持、重いものを持つ際の注意、転倒予防、適度な運動の継続、骨密度を維持する食事などが重要で、専門家の指導のもとで行うことが効果的です。

圧迫骨折で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと圧迫骨折は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

圧迫骨折は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。