下痢

下痢とは

下痢とは、便の水分量が通常の70-80%から80-90%以上に増加し、1日に3回以上の軟便や水様便が出る状態のことです。腸での水分吸収が十分に行われる前に便が排出されてしまうため、形を保てないほど水分の多い便となります。

急性下痢は数日から1週間程度で改善しますが、慢性下痢は2週間以上続く状態を指します。

厚生労働省の調査研究によると、全国における下痢症疾患の実患者数は年間1,000万人を超える規模と推定されており、これは国民の約8人に1人が何らかの下痢症状を経験していることを示しています。

下痢でお悩みなら当院までご相談ください。

下痢を放置すると、まず脱水症状が進行し、口の渇き、尿量減少、めまい、動悸などが現れます。重症化すると血圧低下や意識混濁といった重篤な症状に発展する可能性があります。

慢性的な下痢では、水分や電解質の大量喪失により全身の倦怠感やふらつきが続き、栄養吸収不良から体力低下や免疫力低下を招きます。さらに、「いつ便意が来るかわからない」という不安から外出や社会活動を避けるようになり、生活の質が著しく低下します。

最悪の場合、放置された慢性下痢の背後に大腸がんや炎症性腸疾患などの重篤な疾患が隠れている可能性もあり、早期発見の機会を逸してしまうリスクがあります。

下痢の原因

下痢はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

下痢の原因として次のものが挙げられます。

この複数の原因が引き金となり、腸の蠕動運動の異常や腸粘膜からの滲出液増加、水分吸収機能の低下などが発生し、下痢が発症します。

したがって、単に薬で症状を抑えるだけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

下痢でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

下痢への対応として、次のようなものが一般的です。

整腸剤の処方

効果が現れるまでに時間がかかり、根本原因が解決されなければ症状が再発しやすく、継続的な服用が必要になることがあります。

下痢止め薬の投与

感染性下痢の場合、病原体や毒素の排出を妨げて症状を悪化させるリスクがあり、適切な診断なしに使用すると危険な場合があります。

抗生物質治療

腸内の善玉菌まで減少させてしまい、かえって腸内環境が悪化したり、薬剤耐性菌の発生リスクもあります。

下痢を改善するために

当院では、下痢の根本的な改善を目指すため、まず詳細な検査によって症状の真の原因を特定します。ストレス性の場合は自律神経の調整を、腸の機能異常がある場合は内臓の働きを正常化する施術を行います。

単に症状を抑えるのではなく、体の自然治癒力を高めることで、薬に頼らない健康的な状態を取り戻していきます。一人一人の体質や生活環境に合わせた個別の治療計画を立て、最短での改善を目指します。

当院の特徴

米国認定カイロプラクターである院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

下痢と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。自律神経の機能、腸の動きや内臓の働きをチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で下痢が改善する理由

下痢の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。自律神経や内臓の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は自律神経から腸に向けて神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。下痢は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください

下痢のQ＆A

下痢は自然に治りますか？

急性下痢の多くは数日で自然回復しますが、慢性下痢は根本原因を解決しなければ続きます。体の自然治癒力を高めることで改善が期待できます。

下痢の人がやってはいけないことは？

脂肪分の多い食事、アルコール、カフェイン、香辛料の摂取は避けましょう。また、無理な下痢止めの使用は症状を悪化させる可能性があります。

ストレス性の下痢と感染性の下痢の見分け方は？

感染性は発熱や血便を伴うことが多く、ストレス性は特定の状況で症状が現れやすい特徴があります。症状の経過と状況を観察することが重要です。

下痢止めはいつ飲んでも大丈夫ですか？

感染性下痢が疑われる場合は使用を避けるべきです。発熱や血便がある時は医師の診断を受けてから使用することをお勧めします。

何科を受診すればよいのでしょうか？

消化器内科が専門ですが、ストレス性が疑われる場合は心療内科との連携も重要です。まずは消化器内科で原因を特定することから始めましょう。

過敏性腸症候群は完治するのでしょうか？

生活習慣の改善とストレス管理により症状の大幅な改善が期待できます。体質改善によって症状をコントロールすることは十分可能です。

下痢で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと下痢は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

下痢は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。