ぎっくり背中

ぎっくり背中とは

ぎっくり背中とは、肩甲骨周辺や背骨付近に突然激痛が走る症状で、医学的には急性の背部痛と呼ばれます。筋膜という筋肉を覆っている膜が過度なストレスや筋肉の緊張により炎症を起こし、腫れた状態になることで発症します。

ぎっくり腰がみぞおちの裏側から下に痛みが出るのに対し、ぎっくり背中は肩甲骨周辺から背骨にかけての上部に痛みが現れるのが特徴です。

2025年に入ってから若者を中心にぎっくり背中の患者数が急増しており、特に寒暖差の大きい3月には過去10年で最多の患者数を記録しています。

スマートフォンの普及やデスクワークの増加により、実年齢よりも身体が硬い若者が増えていることが背景にあります。従来は中高年に多かった症状が20代から30代の働き盛り世代にも広がっており、整骨院や整体院での受診者数も前年同期比で大幅に増加している状況です。

ぎっくり背中でお悩みなら当院までご相談ください。

ぎっくり背中を放置すると、慢性的な背部痛に移行し、日常生活に深刻な支障をきたす可能性があります。

痛みをかばう姿勢を続けることで他の部位にも負担がかかり、首や肩、腰にまで痛みが広がることがあります。また、呼吸が浅くなることで酸素不足による疲労感や集中力低下、睡眠障害を引き起こします。

仕事や家事のパフォーマンスが著しく低下し、家族にも迷惑をかけてしまうことになりかねません。

最悪の場合、背骨の変形や椎間板ヘルニアなどの重篤な疾患に発展し、手術が必要になるケースもあります。早期の適切な治療により、このような深刻な状態を防ぐことが重要です。

ぎっくり背中の原因

ぎっくり背中の原因として次のものが挙げられます。

ぎっくり背中はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。デスクワークやスマートフォンの使用により、肩をすくめるような姿勢を長時間続けることで筋肉が硬直し、急な動作で痛みが発症します。

この複数の原因が引き金となり、背部の筋膜に炎症が起こり、肩甲骨周辺から背骨にかけての激痛が発症します。したがって単に筋肉をほぐしたり湿布を貼るだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。ぎっくり背中でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ぎっくり背中への対応として、次のようなものが一般的です。

湿布や外用薬の処方

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な原因解決には至らないため、薬の効果が切れると再び痛みが戻ることが多く、長期使用により皮膚かぶれのリスクもあります。

内服薬による疼痛管理

胃腸障害や肝機能への影響などの副作用リスクがあり、痛みを抑えるだけで根本治療にはならず、薬に依存する可能性があります。

物理療法

効果に個人差があり、一時的な改善にとどまることが多く、通院回数が多くなり時間と費用がかかります。

安静指導

長期間の安静により筋力低下や関節の硬化が進行し、かえって回復を遅らせる可能性があります。

ストレッチ指導

正しい方法を習得するまでに時間がかかり、間違った方法で行うと症状が悪化するリスクがあります。

ぎっくり背中を改善するために

まずはあなたのぎっくり背中の原因を徹底した検査により明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めても改善は見込めません。

当院は、10万人以上の施術実績から積み上げた独自の検査で、ぎっくり背中の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

ぎっくり背中を改善するには現在の身体の状態をしっかりと把握することが大切です。身体は日常生活におけるあなたの癖を必ず記憶しています。

例えば立ち方、歩き方、デスクワーク時の姿勢など無意識で常に癖のある動作を繰り返しています。このように毎日繰り返す動作は体に刻み込まれ、やがて歪みとなり大きな症状へと進行します。

身体は嘘をつきません。あなたの日常生活における悪しき癖は必ず検査に現れてきます。

当院は詳細な検査と長年培ってきた臨床経験で、このような身体の変化を見逃さぬよう全て院長が一貫して行うようにしており、高い改善実績を誇る理由の1つでもあります。

当院の特徴

米国認定カイロプラクターである院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ぎっくり背中と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。背中上部のカーブの形状、背中全体の可動域検査、肩甲骨周辺をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でぎっくり背中が改善する理由

ぎっくり背中の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。背中や肩甲骨の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は背中から神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

ぎっくり背中は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください。

ぎっくり背中のQ＆A

ぎっくり背中は自然に治りますか？

軽度であれば2週間程度で自然治癒することもありますが、根本原因を改善しなければ再発を繰り返す可能性が高く、適切な治療により早期回復と再発防止を図ることが重要です。

ぎっくり背中の人がやってはいけないことは？

急激な動作や無理なストレッチ、重いものを持つこと、長時間の同一姿勢は避けるべきです。また痛みを我慢して無理に動くことは症状悪化につながります。

ぎっくり背中とぎっくり腰の違いは何ですか？

痛みの部位が異なり、ぎっくり背中は肩甲骨周辺から背骨にかけて、ぎっくり腰はみぞおちの裏側から下に痛みが現れます。原因や治療アプローチも部位により変わります。

なぜ若い人にもぎっくり背中が増えているのですか？

スマートフォンやパソコンの長時間使用により同一姿勢を続けることが多く、運動不足で身体の柔軟性が低下していることが主な原因です。現代のライフスタイルが影響しています。

ぎっくり背中は何科を受診すればよいですか？

整形外科が一般的ですが、根本的な改善を目指すなら筋骨格系の専門知識を持つカイロプラクティックや整体院での治療も有効な選択肢となります。

ぎっくり背中の痛みはどのくらい続きますか？

急性期の激痛は数日から1週間程度ですが、完全な回復には2週間から1ヶ月程度かかることが多く、適切な治療により回復期間を短縮できます。

ぎっくり背中を予防する方法はありますか？

日常的なストレッチ、正しい姿勢の維持、適度な運動、急激な動作を避けることが重要です。特に肩甲骨周りの柔軟性向上が効果的な予防策となります。

ぎっくり背中は繰り返し起こるものですか？

根本原因を改善しなければ再発しやすく、姿勢や生活習慣の改善、筋肉の柔軟性向上により再発リスクを大幅に減らすことができます。

湿布や痛み止めが効かない場合はどうすればよいですか？

薬物療法で改善しない場合は、筋膜や関節の問題が考えられるため、手技療法による根本的なアプローチが必要になることが多いです。

ぎっくり背中で手術が必要になることはありますか？

ぎっくり背中自体で手術が必要になることは稀ですが、放置により椎間板ヘルニアなどに進行した場合は外科的治療が検討される可能性があります。

ぎっくり背中で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックとぎっくり背中は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ぎっくり背中は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。