膝痛

膝痛とは

膝痛とは、膝関節とその周辺部位に生じる痛みや不快感のことです。単なる一時的な痛みから慢性的な痛みまで様々な状態があります。立ち上がる、歩く、階段の昇り降りなど日常生活の基本的な動作に支障をきたすことが特徴です。

痛みの性質も鈍痛、刺すような痛み、灼熱感など多岐にわたります。腫れや熱感、関節の動きの制限を伴うこともあります。膝関節は体重を支える重要な関節であり、日常生活のあらゆる動作に関わっています。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、日本人の自覚症状で「手足の関節が痛む」と回答した人は男性で5.4%、女性で10.3%となっています。特に膝痛に限ると、日本整形外科学会の調査では65歳以上の約30%が膝の痛みを経験しており、変形性膝関節症の患者数は約2,530万人と推計されています。

膝痛を放置すると、まず日常生活での活動制限が進み、階段の昇降や長時間の歩行が困難になります。痛みを庇うことで姿勢や歩行パターンが変化し、腰や足首など他の部位にも負担がかかるようになるのです。筋力低下が進行すると関節の不安定性が増し、転倒リスクも高まります。

特に変形性膝関節症の場合、放置すると軟骨の摩耗が進行し、骨と骨が直接こすれ合う状態になります。これにより激しい痛みや変形を引き起こすことになるのです。最悪の場合、歩行が困難になり車椅子生活を余儀なくされることもあります。

人工関節置換術などの大がかりな手術が必要になることもあります。また、活動性の低下は肥満、心血管疾患、うつ病などの二次的な健康問題を引き起こす可能性も高くなります。社会的な孤立感も増し、生活の質が著しく低下してしまうのです。

膝痛の原因

膝痛はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

膝痛の原因として次のものが挙げられます。

加齢による軟骨の摩耗や、スポーツなどでの急な動きによる損傷、長年の姿勢の悪さなど様々な要因が関与しています。

これらの原因が引き金となり、膝関節の可動域減少や周囲の筋肉・筋膜の緊張などが発生し、膝痛が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳細な検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。膝痛でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

膝痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期使用による胃腸障害、腎機能障害、肝機能障害などの副作用リスクがあります。また、根本的な原因を解決するわけではなく、症状の一時的な緩和に留まります。

運動療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な取り組みが必要です。不適切な運動は症状を悪化させる可能性もあります。

手術療法

侵襲性が高く、回復に時間がかかります。感染や血栓症などの合併症リスク、人工関節の場合は耐用年数（15〜20年）の問題があります。

膝痛を改善するために

膝痛の改善には、まず正確な原因の特定が不可欠です。当院では独自の検査システムにより、あなたの膝痛の真の原因を突き止めます。体全体のバランスを考慮した施術で、膝だけでなく関連する部位も含めて総合的にアプローチします。

膝痛は単に膝だけの問題ではなく、骨盤の歪みや足のアーチの崩れなど、全身のバランスの乱れが原因となっていることが多いのです。当院では、そうした根本的な原因にアプローチする施術を行います。

カイロプラクティックの手技により、関節の可動域を改善し、周囲の筋肉の緊張を緩和します。これにより血流が促進され、自然治癒力が高まります。また、日常生活での姿勢や動作の改善指導も行い、再発防止にも力を入れています。

施術は痛みを伴わない優しいものですので、ご安心ください。年配の方や痛みに敏感な方にも対応しています。膝痛の症状や原因は人それぞれ異なりますので、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術計画を立てて進めていきます。

当院で膝痛が改善する理由

当院の施術は日本でも数少ない国際基準を満たしたカイロプラクティック学士(B.S.C)の院長が担当します。20年以上の臨床経験を積んだ高いレベルの治療を常に受けることができます。施術者が複数いる治療院では毎回担当が変わることがありますが、当院では院長が最後まで責任を持って施術を行います。

最新の米国製姿勢分析ソフトを導入している他、独自の検査で現在の体の状態を可視化し原因究明に役立てます。30項目に及ぶ詳細な検査により、膝痛の真の原因を特定します。検査をせずに施術を行う治療院も多いですが、原因を特定できなければ何度も同じ症状を繰り返すことになります。

カイロプラクティックの学位を持つ施術者による本格的な施術で、幅広い症状に対応可能です。単なる対症療法ではなく、再発予防まで見据えた根本的な改善を目指します。医学的な知識に基づいた施術で、安全かつ効果的に膝痛を改善します。

膝痛のQ＆A

膝痛は自然に治りますか？

原因によります。使いすぎや軽度の捻挫による一時的な膝痛は休息で改善することもありますが、変形性膝関節症などの慢性的な膝痛は自然治癒が難しいです。しかし、適切なケアと生活習慣の改善で症状をコントロールすることは可能です。放置せず早期対応が重要です。

膝痛の人がやってはいけないことは何ですか？

過度の負荷をかける動作（重いものの持ち上げ、ジャンプ、しゃがみ込み）、膝を捻る動きは避けるべきです。また、痛みを我慢して無理に活動を続けることも悪化の原因になります。肥満は膝への負担を増すため、体重管理も重要です。適切な運動と休息のバランスを保ちましょう。

変形性膝関節症と単なる膝痛の違いは何ですか？

変形性膝関節症は軟骨の摩耗による慢性疾患で、レントゲンやMRIで関節の変形や狭小化が確認できます。一方、単なる膝痛は一時的な使いすぎや軽度の炎症など様々な原因で生じ、構造的な変化を伴わないことが多いです。持続期間や朝のこわばりの有無も鑑別点になります。

膝痛に最適な運動と避けるべき運動は？

水中ウォーキングや自転車こぎ、太極拳などの低負荷運動が適しています。膝周囲の筋力強化も重要ですが、正しいフォームで行うことが必須です。一方、ジョギング、ジャンプ、スクワットなど膝に強い衝撃や負荷がかかる運動は症状を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

膝痛は何科を受診すべきですか？

基本的には整形外科が適切です。変形性膝関節症や靭帯損傷などの診断と治療を行います。症状によっては、リウマチ科（関節リウマチの疑い）やリハビリテーション科（運動療法）も選択肢になります。総合病院では膝専門外来を設けている場合もあり、複雑な症例ではそちらの受診も検討されます。

膝痛と腰痛は関連していますか？

肩甲骨や肩を定期的に動かすことです。1回あたりの数秒のストレッチ、1時間に1度は立ち歩くことも必要です。下を向かない姿勢を意識しましょう。

膝痛で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと膝痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

膝痛が改善すると、単に痛みがなくなるだけでなく、生活の質が大きく向上します。当院の施術を受けた多くの方が、諦めていた趣味や活動を再開できるようになりました。日常生活の動作がスムーズになり、自信を取り戻すことで精神的な面でも大きな変化が現れます。

膝痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります

膝痛の改善は人生の質を高める大きな一歩です。当院では一人ひとりの状態に合わせた施術で、あなたの膝痛改善をサポートしますのでお気軽にご連絡ください。