甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは

甲状腺機能亢進症とは、首の前にある甲状腺という器官が過剰に働いて、甲状腺ホルモンが血液中に多く分泌される病気です。

甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝を高める働きがあるため、体のさまざまな機能が必要以上に活発になってしまいます。その結果、動悸や体重減少、手の震えなどの症状が現れます。

厚生労働省の調査によると、日本の甲状腺疾患全体の罹患数は約500～700万人と推定されています。しかし実際に治療を受けているのは約90万人とされており、未治療の患者が多く存在しているのが現実です。

甲状腺疾患は多様な症状を呈するため、他の疾患と誤認されたり見逃されたりすることが多い疾患なのです。甲状腺機能亢進症でお悩みなら当院までご相談ください。

甲状腺機能亢進症を放置すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、生命に関わる深刻な合併症を引き起こす可能性があります。心不全や脳梗塞のリスクが高まります。心臓が甲状腺ホルモンの刺激を受け続けることで、心臓の弁に血栓ができやすくなるためです。

また骨粗しょう症により、脊椎や大腿骨の骨折を起こすリスクも上昇します。さらに恐ろしいのは甲状腺クリーゼという生命に関わる重篤な状態です。

女性の場合は妊娠や出産に悪影響を与える可能性もあります。集中力の低下により、日常生活や仕事に深刻な支障をきたし、社会復帰が困難になることもあるでしょう。

甲状腺機能亢進症の原因

甲状腺機能亢進症の原因として次のものが挙げられます。

甲状腺機能亢進症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、甲状腺ホルモンの過剰分泌や自己免疫反応などが発生し、全身の新陳代謝の異常が発症します。

単に薬物で甲状腺ホルモンを抑制するだけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

甲状腺機能亢進症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

甲状腺機能亢進症への対応として、次のようなものが一般的です。

抗甲状腺薬治療

皮疹、関節痛、肝機能障害、無顆粒球症などの副作用があり、治療期間が長く、寛解率が低いという問題があります。薬への依存性も高く、長期間の服用が必要になることが多いです。

放射性ヨード療法

永続的な甲状腺機能低下症の発生リスクがあり、妊娠・授乳中は禁忌で、治療後も一定期間の避妊が必要です。また、若い女性への適用には慎重な判断が求められます。

外科手術

手術の侵襲性があり、術後の傷跡、反回神経麻痺や副甲状腺機能低下症などの後遺症リスクがあります。全身麻酔のリスクも考慮する必要があります。

甲状腺機能亢進症を改善するために

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの分泌異常により全身の症状が現れる疾患です。しかし、その背景には体全体のバランスの崩れが関与していることが多いのです。

当院では、甲状腺機能亢進症でお悩みの方に対して、薬物療法とは異なるアプローチで自然治癒力を高める施術を提供しています。体全体のバランスを整えることで、甲状腺の負担を軽減し、症状の改善を図ります。

一人一人の体の状態は異なります。そのため、詳細な検査により原因を特定し、最適な施術計画を立てることが重要です。病院で思うような改善が見られない方も、諦めずにご相談ください。

当院の特徴

米国認定カイロプラクターである院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

甲状腺機能亢進症と大きく関わっている自律神経系を詳細に分析します。首のカーブの形状、首全体の可動域検査、背中上部と肩甲骨をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で甲状腺機能亢進症が改善する理由

甲状腺機能亢進症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。首や背中の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は首や背中から神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。甲状腺機能亢進症は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください

甲状腺機能亢進症のQ＆A

甲状腺機能亢進症は自然に治りますか？

甲状腺炎による一過性の場合は3ヶ月以内に自然治癒することもありますが、バセドウ病など多くの場合は適切な治療が必要です。当院では自然治癒力を高める施術により、症状の改善をサポートします。

バセドウ病と甲状腺機能亢進症の違いは何ですか？

甲状腺機能亢進症は症状の総称で、バセドウ病はその最も代表的な原因疾患です。バセドウ病以外にも複数の原因があるため、詳細な検査による原因特定が重要になります。

甲状腺機能亢進症の人がやってはいけないことは？

刺激物（唐辛子、香辛料）、喫煙、飲酒は甲状腺機能を更に亢進させるため控える必要があります。激しい運動も避けるべきです。当院では生活指導も含めた総合的なサポートを行っています。

薬をやめるタイミングはいつですか？

甲状腺機能が正常化し、抗体値が陰性化するまで通常1〜2年程度の服用が必要で、医師の判断で徐々に減量していきます。当院の施術と併用することで、薬への依存を軽減できる可能性があります。

妊娠や出産に影響はありますか？

未治療の場合、妊娠や出産に悪影響を与える可能性がありますが、適切な治療により安全な妊娠・出産が可能です。当院では妊娠中の方にも安全な施術を提供しています。

食事で気をつけることはありますか？

ヨード（昆布、海藻類）の過剰摂取は症状を悪化させる可能性があるため、適度な量に控えることが大切です。栄養バランスも含めた食事指導もお任せください。

運動はしても大丈夫ですか？

症状が安定するまでは激しい運動は避け、軽い散歩程度から始めて医師と相談しながら調整することが重要です。当院では適切な運動指導も行っています。

ストレスは症状に影響しますか？

ストレスは甲状腺機能に影響を与える可能性があるため、リラクゼーションや適切な休息を心がけることが大切です。当院の施術はストレス軽減効果も期待できます。

他の病気との併発はありますか？

糖尿病や心疾患などの合併症を引き起こす可能性があるため、定期的な検査と総合的な健康管理が必要です。当院では全身のバランスを整える施術を行っています。

完治は可能ですか？

バセドウ病の場合、約半数の患者が薬物治療により寛解状態に入ることができます。ただし、完全治癒ではなく、定期的な経過観察が必要です。当院の施術により症状の安定化を図ることができます。

甲状腺機能亢進症で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと甲状腺機能亢進症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

甲状腺機能亢進症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。