後脛骨筋腱炎

後脛骨筋腱炎とは

後脛骨筋腱炎とは、足首の内側を通る後脛骨筋という筋肉の腱に炎症が起こる疾患です。この筋肉は足の土踏まずのアーチを支える重要な役割を担っており、歩行時やジャンプ時の衝撃を和らげる働きをしています。

過度な運動や長時間の立ち仕事などで後脛骨筋に負担がかかり続けると、腱に微細な損傷や炎症を起こします。内くるぶし周辺に痛みや腫れが現れる状態を指し、特にランニングや看護師などの立ち仕事をされる方に多く見られる症状です。

後脛骨筋腱炎でお悩みなら当院までご相談ください。

後脛骨筋腱炎を放置すると、足のアーチが徐々に崩れて扁平足が進行し、足全体の機能が低下してしまいます。重症化すると後脛骨筋腱の完全断裂が起こり、つま先立ちができなくなったり、正常な歩行が困難になる可能性があります。

また、足のバランスが崩れることで膝や腰への負担が増加し、二次的な痛みや機能障害を引き起こすリスクもあります。最悪の場合、成人後期扁平足という状態に移行し、歩行が著しく困難になって手術が必要になることもあります。

足の痛みをかばう歩き方が続けば、全身のバランスが崩れ、慢性的な不調に悩まされることになりかねません。

後脛骨筋腱炎の原因

後脛骨筋腱炎の原因として次のものが挙げられます。

後脛骨筋腱炎の原因として次のものが挙げられます。

後脛骨筋腱炎はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、後脛骨筋への過度な負荷と腱の炎症が発生し、足部のアーチ機能の低下が起こります。

したがって、単に炎症を抑えたり腱の周囲をマッサージするだけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

後脛骨筋腱炎でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

後脛骨筋腱炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期使用により胃腸障害などの副作用のリスクがあります。また、痛みが一時的に軽減されても、原因が解決されていないため症状が再発する可能性が高くなります。

装具療法

装具への依存により自然な足部機能の回復が妨げられ、装具なしでは症状が再発する場合があります。また、適切でない装具の使用は他の部位への負担を増加させる可能性もあります。

理学療法

効果を得るまでに時間がかかり、継続的な通院と自主訓練が必要になります。また、適切な指導なしに行うと症状が悪化する可能性もあります。

注射療法

一時的な効果にとどまることが多く、繰り返し注射により腱の脆弱化や感染のリスクがあります。また、根本的な原因解決にはならないため、効果が切れると症状が再発します。

後脛骨筋腱炎を改善するために

後脛骨筋腱炎の改善には、症状の表面的な治療だけでなく、根本原因への徹底的なアプローチが必要です。当院では、足部だけでなく全身のバランスを詳しく検査し、なぜ後脛骨筋に負担がかかってしまうのかを明らかにします。

多くの場合、骨盤の歪みや股関節の機能異常が影響して、足部への過度な負荷が生じています。これらの根本原因を解決することで、後脛骨筋腱への負担を根本から取り除き、自然治癒力を最大限に引き出すことができます。

痛みを我慢しながら日常生活を送る必要はありません。適切な施術により、再発のない健康な足を取り戻すことが可能です。

根本原因が解決されることで、後脛骨筋腱炎の痛みから解放されるだけでなく、全身のバランスが整い活力ある毎日を送ることができます。再発の不安もなくなり、好きな活動に積極的に取り組めるようになります。

当院の特徴

米国認定カイロプラクターである院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

後脛骨筋腱炎と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。足部のアーチの形状、足関節全体の可動域検査、下肢全体のアライメントをチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で後脛骨筋腱炎が改善する理由

後脛骨筋腱炎の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。足部や下肢の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は足部から全身へと影響が波及するからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。後脛骨筋腱炎は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください

後脛骨筋腱炎のQ＆A

後脛骨筋腱炎は自然に治りますか？

軽度の場合は安静により改善することもありますが、根本原因が解決されていなければ再発の可能性が高いです。自然治癒力を引き出す適切な施術により、より確実な改善が期待できます。

後脛骨筋腱炎の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢しての激しい運動や、アーチサポートのない靴での長時間歩行は避けるべきです。また、患部を直接強く押したりマッサージすることも炎症を悪化させる可能性があります。

後脛骨筋腱炎と扁平足の関係は？

後脛骨筋腱炎により足のアーチを支える機能が低下すると扁平足が進行し、逆に扁平足があると後脛骨筋への負担が増加するという悪循環が生じます。両方を同時に改善することが重要です。

どのくらいの期間で改善しますか？

症状の程度や個人差により異なりますが、適切な施術を受けることで数週間から数ヶ月での改善が期待できます。ただし、根本原因の解決には時間をかけて取り組む必要があります。

運動はいつから再開できますか？

痛みが軽減し、日常動作に支障がなくなった段階で段階的に運動を再開します。ただし、足部の機能が完全に回復するまでは負荷の調整が必要で、専門家の指導下で行うことをお勧めします。

再発を防ぐ方法はありますか？

根本原因である身体のバランス異常を改善し、適切な靴の選択や足部のケアを継続することで再発のリスクを大幅に減らすことができます。定期的なメンテナンスも効果的です。

手術が必要になるケースはありますか？

腱の完全断裂や重度の機能不全に至った場合は手術適応となることがありますが、早期の適切な治療により手術を回避できるケースがほとんどです。自然治癒力を活かした施術が有効です。

日常生活で気をつけることは？

足部に過度な負担をかけない適度な運動と、アーチをサポートする靴の使用が重要です。また、長時間同じ姿勢を避け、定期的に足首を動かすことで血流を促進させることも大切です。

どんな靴を選べばよいですか？

アーチサポート機能があり、足にフィットするサイズの靴を選ぶことが重要です。特に仕事用の靴は機能性を重視し、ヒールの高い靴や底の薄い靴は避けることをお勧めします。

マッサージやストレッチは効果的ですか？

適切な方法で行えば血流改善や筋肉の柔軟性向上に効果的ですが、炎症が強い急性期には症状を悪化させる可能性もあります。専門家の指導の下で行うことが安全で効果的です。

後脛骨筋腱炎で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと後脛骨筋腱炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

後脛骨筋腱炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。