ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームとは

ロコモティブシンドロームとは、骨や筋肉、関節、神経といった体を動かすための運動器が衰えることで、立つ・歩くといった基本的な移動能力が低下した状態のことです。

日本語では運動器症候群と呼ばれ、進行すると将来的に介護が必要になったり寝たきりになったりするリスクが高まる状態を指します。

日本整形外科学会の2012年の報告によると、ロコモティブシンドロームに該当する人は予備軍を含めて4700万人を超えるとされています。これは日本の総人口の約3分の1に相当する数字で、高齢化社会の進展とともにさらに増加することが予想されています。

ロコモティブシンドロームでお悩みなら当院までご相談ください。

ロコモティブシンドロームを放置すると、筋力低下や関節機能の悪化が進行し、日常生活動作が徐々に困難になります。最初は軽い痛みや動きにくさから始まりますが、やがて自力での移動が困難となり、転倒リスクが高まります。

最終的には要介護状態や寝たきりになる可能性が非常に高くなり、生活の質が大幅に低下してしまいます。一度進行してしまうと元の状態に戻すことは困難になるため、早期の対策が重要です。

ロコモティブシンドロームの原因

ロコモティブシンドロームの原因として次のものが挙げられます。

ロコモティブシンドロームはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、筋肉量の減少や関節の可動域制限、骨の脆弱化などが発生し、運動器全体の機能低下が起こります。したがって単に筋力トレーニングをしたり関節の動きを改善するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。ロコモティブシンドロームでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ロコモティブシンドロームへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期使用により胃腸障害や肝機能への影響が懸念され、根本的な改善には至りません。

理学療法

継続的な通院と自宅での運動が必要で、効果が現れるまでに時間がかかります。

注射療法

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し治療が必要になる場合があります。

手術療法

身体への負担が大きく、合併症のリスクや長期間のリハビリが必要です。

装具療法

根本的な治療ではなく、装具に依存してしまう可能性があります。

ロコモティブシンドロームを改善するために

まずはあなたのロコモティブシンドロームの原因を徹底した検査により明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めても改善は見込めません。

当院は、10万人以上の施術実績から積み上げた独自の検査で、ロコモティブシンドロームの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

20年以上の臨床経験を持つカイロプラクターである院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

整形外科とは違う視点でロコモティブシンドロームと大きく関わっている箇所を詳細に検査します。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でロコモティブシンドロームが改善する理由

当院でロコモティブシンドロームが改善する理由は、現在の身体の状態をしっかりと把握することを大切にしているからです。身体は日常生活におけるあなたの癖を必ず記憶しています。

このように毎日繰り返す動作は体に刻み込まれ、やがて歪みとなり大きな症状へと進行します。身体は嘘をつきません。あなたの日常生活における悪しき癖は必ず検査に現れてきます。

ロコモティブシンドロームのQ＆A

ロコモティブシンドロームは自然に治りますか？

残念ながら自然治癒は期待できません。適切な運動療法や生活習慣の改善により進行を遅らせることは可能ですが、積極的な対策が必要です。

ロコモティブシンドロームの人がやってはいけないことは？

過度な安静や運動を全くしないことは筋力低下を加速させます。また、無理な運動や関節に負担をかける動作も避けるべきです。

何歳頃から注意すべきですか？

40代頃から筋力低下が始まるため、この時期からの予防が重要です。しかし年齢に関係なく運動不足の方は注意が必要です。

予防するにはどんな運動が効果的ですか？

片足立ちやスクワットなどのロコトレが推奨されています。無理のない範囲で継続することが最も大切です。

食事で気をつけることはありますか？

タンパク質、カルシウム、ビタミンDを意識的に摂取し、バランスの良い食事を心がけることが筋肉と骨の健康維持に重要です。

どの診療科を受診すればよいですか？

まずは整形外科を受診することをお勧めします。必要に応じて他の専門科への紹介もしてもらえます。

完全に元の状態に戻ることは可能ですか？

早期発見・早期対策により大幅な改善は期待できますが、完全な回復は困難な場合もあります。進行を防ぐことが重要です。

遺伝的な要因はありますか？

骨密度や筋肉量には遺伝的要因もありますが、生活習慣の影響の方が大きいとされています。

他の病気との関連性はありますか？

糖尿病や心疾患などの生活習慣病との関連があり、これらの疾患がある方はより注意が必要です。

日常生活で気をつけるポイントは？

適度な運動習慣の維持、バランスの良い食事、転倒予防のための環境整備が重要なポイントです。

ロコモティブシンドロームで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院の独自の検査で詳細に原因を分析したカイロプラクティックとロコモティブシンドロームは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ロコモティブシンドロームは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。