三叉神経痛

三叉神経痛とは

三叉神経痛とは、顔の感覚を司る三叉神経に起こる激しい痛みの発作を特徴とする疾患です。

三叉神経は顔を三つの領域（おでこから眼球、頬から上唇、下唇から下顎）に分けて感覚を支配しており、この神経に異常が生じることで「電撃が走るような」「ナイフで刺すような」激烈な痛みが数秒から数十秒間続きます。

痛みは通常顔の片側に現れ、軽い刺激でも誘発されるのが特徴です。

日本では三叉神経痛の年間発生率は人口10万人あたり4～27人とされ、一生のうちに経験する人は約0.2%と推定されています。男女比は約1:2で女性に多い疾患です。

日本の人口を約1億2500万人とすると、年間約500～3375人が新たに発症し、生涯有病率から推定すると約25万人が三叉神経痛に悩んでいると考えられます。

三叉神経痛でお悩みなら当院までご相談ください。

三叉神経痛を放置すると、深刻な身体的および精神的合併症を引き起こす可能性があります。慢性的な痛みにより食事、会話、個人的な衛生状態が妨げられ、栄養失調、体重減少、歯の健康状態の悪化につながります。

痛みが出るのがつらくて顔を洗えなかったり、食事がとれなくなったりする方もいます。最悪の場合、「この世で感じる最もひどい痛み」ともいわれる激痛に苦痛に耐えきれず、精神的に追い詰められる状況も報告されています。

また、不安やうつ病などの精神的問題にもつながる可能性があり、社会生活からの孤立や生活の質の著しい低下を招くことがあります。日常的な活動への恐怖心が生まれ、積極的な生活を送ることが困難になってしまいます。

三叉神経痛の原因

三叉神経痛の原因として次のものが挙げられます。

三叉神経痛はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、三叉神経の過敏状態や神経の炎症、血管による圧迫などが発生し、激烈な痛みが発症します。

したがって、単に痛み止めを服用したり神経ブロック注射を行うだけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。三叉神経痛でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

三叉神経痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

カルバマゼピンには副作用でふらつきや眠気、肝機能障害などがあり、長期服用による身体への負担が懸念されます。薬の量を増やすことに不安を感じる患者も多く、根本的な解決にはなりません。

神経ブロック注射

効果が一時的であることが多く、繰り返し施術が必要です。また、痛みは楽になりますが同時にしびれ感が生じることがあります。最適な治療法とは言えない側面があります。

外科手術

全身麻酔を使用し10日間程度の入院が必要で、時間・費用・心身への負担が大きいです。手術には一定のリスクが伴い、神経損傷などの合併症の可能性もあります。

放射線治療

正常な神経組織に放射線を照射するため、長期的な影響や副作用が完全には解明されていません。また、効果発現まで時間がかかる場合があります。

三叉神経痛を改善するために

まずはあなたの三叉神経痛の原因を徹底した検査により明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めても改善は見込めません。

当院は、10万人以上の施術実績から積み上げた独自の検査で、三叉神経痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

三叉神経痛は薬や手術に頼らない、自然治癒力を高めるアプローチで改善が期待できる症状です。

当院の特徴

20年以上の臨床経験を持つカイロプラクターである院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

整形外科とは違う視点で三叉神経痛と大きく関わっている箇所を詳細に検査します。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で三叉神経痛が改善する理由

三叉神経痛の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。頭蓋骨や顔面、首周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は三叉神経が脳幹から顔面にかけて走行しているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。三叉神経痛は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください

三叉神経痛のQ＆A

三叉神経痛は自然に治りますか？

自然に治ることもありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。発症初期には数カ月から数年続くこともありますが、時間とともに症状が変化することがあります。

三叉神経痛の人がやってはいけないことは？

トリガーゾーンへの刺激を避けることが重要です。強い歯磨き、顔への冷風、急激な温度変化などは痛みを誘発する可能性があるため注意が必要です。

三叉神経痛と単なる顔面痛の違いは何ですか？

三叉神経痛は電撃様の短時間の激痛が特徴で、軽い刺激で誘発されます。持続的な鈍痛や他の症状を伴う場合は別の疾患の可能性があります。

薬物治療はどのくらい続ける必要がありますか？

個人差がありますが、症状が安定するまで継続し、医師の指導のもとで徐々に減量することが一般的です。自己判断での中断は避けるべきです。

手術をすれば完全に治りますか？

微小血管減圧術の成功率は80-95%程度ですが、完全な治癒を保証するものではありません。手術後も経過観察が必要です。

ストレスは三叉神経痛を悪化させますか？

ストレスや疲労は神経の過敏性を高め、痛みの発作を誘発しやすくする可能性があります。ストレス管理は症状軽減に有効です。

何科を受診すればよいですか？

脳神経外科、神経内科、ペインクリニックなどが専門です。まずは内科や耳鼻科でも相談でき、必要に応じて専門医に紹介されます。

三叉神経痛の発作はどのくらい続きますか？

通常は数秒から数十秒程度で、最大でも2分程度です。短時間に繰り返し発生することもあり、一日を通して発作が起こることもあります。

三叉神経痛で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院の独自の検査で詳細に原因を分析したカイロプラクティックと三叉神経痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

三叉神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。