腰椎すべり症

腰椎すべり症とは

腰椎すべり症とは、腰の骨である腰椎が本来の位置から前後にずれてしまい、神経を圧迫して腰や足に痛みやしびれなどの症状が出る状態を指します。

この症状は加齢やスポーツ、姿勢の悪さなどが原因で発症し、特に40歳以上の女性に多く見られる傾向があります。厚生労働省の調査によると、腰痛症の有訴者率は全人口の約10％前後であり、その中で腰椎すべり症は主要な原因の一つとされています。

腰椎すべり症の特徴

特徴としては女性の割合が高く、男性の2倍になると推定されています。姿勢やデスクワーク作業の関連性は男女共通ですが、女性は筋肉量が少なく、骨格や巻き肩等により発症が多いためです。

腰椎すべり症は間欠性跛行という特徴的な症状を示すことが多く、歩行時に下肢の痛みやしびれが出現し、休息により症状が軽減します。

腰椎すべり症でお悩みなら当院までご相談ください。

腰椎すべり症を放置すると、症状は徐々に進行していきます。初期の軽い痛みやしびれが、やがて下肢のしびれや筋力低下へと発展する可能性があります。さらに重症化すると、間欠性跛行という症状が現れます。これは歩いていると痛みやしびれで歩けなくなり、休むとまた歩けるようになるという状態です。最悪の場合、排尿障害や歩行困難、日常生活動作の著しい制限につながることもあります。早期の適切な対処が、将来の生活の質を大きく左右することになるのです。

腰椎すべり症の原因

腰椎すべり症の原因として次のものが挙げられます。

腰椎すべり症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、腰椎の安定性低下や周辺筋肉の緊張、神経圧迫などが発生し、腰椎すべり症が発症します。それは人によって違い、単に痛みを和らげるだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。腰椎すべり症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腰椎すべり症への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

症状の根本改善には至らないことが多く、一時的な対症療法にとどまる場合があります。

運動療法

正しい方法で継続しないと悪化する場合があり、専門家の指導なしでは効果が期待できません。

薬物治療

長期使用により副作用のリスクがあり、根本的な解決にはなりません。

手術療法

身体への負担が大きく、再発リスクや入院・リハビリが必要となり、日常生活への影響も考慮する必要があります。

腰椎すべり症を改善するために

当院では腰椎すべり症の根本改善を目指すため、まず詳細な検査を行います。30項目に及ぶ独自検査により、症状の真の原因を特定することから始めます。

腰椎すべり症は単純に腰だけの問題ではありません。骨盤の歪み、筋肉のバランス、神経の働きなど、全身の状態を総合的に評価する必要があります。

腰椎すべり症と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。腰椎のカーブの形状、腰全体の可動域検査、骨盤と仙腸関節をチェックしたうえで改善を目指します。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で腰椎すべり症が改善する理由

腰椎すべり症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。腰椎や骨盤の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は腰椎や骨盤から神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。腰椎すべり症は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください

腰椎すべり症のQ＆A

腰椎すべり症は自然に治りますか？

腰椎すべり症は自然に治ることは稀ですが、適切なケアで症状を和らげることは可能です。早期の適切な対処により、進行を防ぎ症状の改善を図ることができます。

腰椎すべり症の人がやってはいけないことは？

無理な姿勢や急な動作、重い物を持つことは避けましょう。特に腰を反らす動作や長時間の同一姿勢は症状を悪化させる可能性があります。

痛み止めや湿布で治るのか？

痛み止めや湿布は一時的な対処に過ぎず、根本改善にはなりません。症状の原因にアプローチする治療が必要です。

どの診療科に行けばいいのか？

まずは整形外科での診断を受けることをお勧めします。その上で、根本改善を目指すなら専門の整体院やカイロプラクティック院への相談も有効です。

妊娠・出産と関係があるのか？

妊娠・出産は靭帯の緩みなどでリスクが高まりますが、個々に応じたケアにより症状の改善は可能です。

仕事や家事を続けても大丈夫か？

症状に応じて無理のない範囲で行うことが大切です。適切な姿勢や動作を心がけ、定期的な休息を取りましょう。

手術以外に治す方法はある？

保存療法や運動療法、カイロプラクティックなど手術以外の選択肢も多数あります。まずは保存的な治療から始めることをお勧めします。

進行するとどうなる？

進行すると日常生活が大きく制限されることもあるため、早めの対策が大切です。適切な治療により進行を防ぐことができます。

どんな運動やストレッチが効果的？

ストレッチや筋力強化は効果的ですが、専門家の指導のもとで行うことをお勧めします。間違った方法では悪化する可能性があります。

予防するにはどうしたらいい？

適度な運動と正しい姿勢の維持が有効です。定期的な体のメンテナンスも予防につながります。

腰椎すべり症で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと腰椎すべり症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腰椎すべり症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。