肩腱板断裂

肩腱板断裂とは

肩腱板断裂とは、肩の関節を安定させる重要な筋肉群である腱板が、何らかの原因で切れてしまった状態を指します。腱板は肩甲骨から上腕骨につながる4つの筋肉の総称で、肩を動かすために欠かせない組織です。

この腱板が断裂すると、肩を上げる動作で痛みが生じたり、力が入らなくなったりします。一度切れた腱板は自然に修復されることはなく、適切な治療が必要となる疾患です。

厚生労働省の調査によると、腱板断裂をはじめとする肩の損傷の患者数は26万9千人で、実際に治療を受けた患者はそのうち6万人にすぎません。40歳以上の男性に多く発症し、発症年齢のピークは60代となっています。

肩腱板断裂でお悩みなら当院までご相談ください。

肩腱板断裂を放置すると、断裂部位が時間の経過とともに徐々に拡大していきます。最初は小さな断裂だったものが、やがて完全断裂に進行し、肩の機能が著しく低下する可能性があります。夜間痛が慢性化して睡眠障害を引き起こし、日常生活の質が大幅に低下します。

さらに進行すると関節の変形が起こり、最終的には肩関節の機能を完全に失い、人工関節置換術などの大掛かりな手術が必要になる場合もあります。

肩腱板断裂の原因

肩腱板断裂の原因として次のものが挙げられます。

肩腱板断裂の原因として次のものが挙げられます。

肩腱板断裂はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、肩関節の可動域減少や肩周囲の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、肩腱板断裂が発症します。

したがって、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

肩腱板断裂でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩腱板断裂への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法（リハビリテーション）

断裂した腱板は自然に修復されないため、根本的な解決にはならず、症状の進行を止めることは困難です。

薬物療法

長期使用により胃腸障害などの副作用のリスクがあり、対症療法に留まるため根本的な改善は期待できません。

注射療法

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し注射が必要になる場合があります。

肩腱板断裂を改善するために

肩腱板断裂の改善には、まず正確な原因の特定が不可欠です。当院では3種類30項目に及ぶ独自検査により、あなたの症状の根本原因を徹底的に調べます。単に痛みを和らげるだけでなく、なぜ腱板断裂が起こったのかという根本的な問題にアプローチすることで、真の改善を目指します。

20年以上の臨床経験を持つ院長が、一人一人の状態に合わせた最適な施術計画を立案し、最短での改善へと導きます。

当院の特徴

米国認定カイロプラクターである院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

肩腱板断裂と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。肩関節の可動域検査、肩甲骨の位置と動きをチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で肩腱板断裂が改善する理由

肩腱板断裂の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。肩や背中の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は肩や背中から神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。肩腱板断裂は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください

肩腱板断裂のQ＆A

肩腱板断裂は自然に治りますか？

残念ながら一度断裂した腱板が自然に修復されることはありません。しかし適切な治療により症状の改善は十分期待できます。

肩腱板断裂の人がやってはいけないことは？

重いものを持ち上げる、無理に腕を上げる、痛みを我慢して動かすなどの動作は避け、安静を保つことが重要です。

肩腱板断裂と五十肩の違いは何ですか？

五十肩は肩関節の炎症による可動域制限が主症状ですが、腱板断裂は筋肉の断裂による痛みと筋力低下が特徴的です。

手術をしないと治らないのでしょうか？

保存療法でも症状の改善は可能ですが、根本的な修復には手術が必要な場合が多いのが現実です。

どのくらいの期間で改善しますか？

保存療法では数ヶ月、手術の場合は術後3〜6ヶ月程度で機能回復が期待できますが、個人差があります。

再発の可能性はありますか？

適切な治療とリハビリを行えば再発リスクは低くなりますが、加齢や過度な負荷により再断裂する可能性はあります。

両肩同時に発症することはありますか？

可能性はありますが、多くの場合は片側から始まり、反対側への影響は時間差で現れることが一般的です。

肩腱板断裂は遺伝しますか？

直接的な遺伝性はありませんが、体質や骨格の特徴が遺伝することで発症しやすさに影響する可能性があります。

予防する方法はありますか？

肩周りの筋力維持、正しい姿勢の保持、過度な負荷を避けることで予防効果が期待できます。

仕事復帰はいつ頃可能ですか？

デスクワークなら比較的早期に、肉体労働の場合は治療方法により数ヶ月から半年程度要する場合があります。

肩腱板断裂で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと肩腱板断裂は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肩腱板断裂は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。