
院長:佐藤お気軽にご相談ください!
こんにちは。鶴ヶ峰で施術をしている佐藤です。朝晩の冷え込みがぐっと増えてきましたね。
首から腕にかけてのしびれが続くと、「このまま悪化したらどうしよう」と不安になりますよね。
頚椎症で専門医を探しているあなたは、きっと今、受診するかどうか迷っているのではないでしょうか。
この記事では、神経圧迫が疑われるサインと、病院にかかる時期の目安をお話しします。当院の施術の考え方もお伝えしますので、同年代の友人に話すつもりでお付き合いください。


しびれや痛みを我慢し続ける前に、まずは今の状態を正しく知ってほしいと思っています
首の不調といっても、様子を見てよいものと、急いで診てもらいたいものがあります。まずは、その境目になるサインを整理しておきましょう。
次のような変化があるときは、神経の中でも脊髄が圧迫されている可能性があります。
しびれが広がる、両側に出る、歩きにくいといった変化があるときは、整体よりも先に医療機関で専門医の診察を受けてください。
これは私が普段から患者さんにお伝えしている、いちばん大切なことです。
片方の腕に軽いしびれが出ているだけで、日常生活に大きな支障がない場合は、数日ほど様子を見ても構いません。
ただし、痛みが強い日が続く、一週間以上たっても変わらないといったときは、受診を考えましょう。
「そのうち治るかな」と先送りにしているうちに、じわじわ進んでしまうこともあります。
いざ病院に行こうと思っても、何科なのか、どの先生がよいのか迷いますよね。ここでは、受診先を決めるときの考え方をまとめました。
首の骨や神経の病気は、一般的には整形外科で診てもらいます。病院によっては、脳神経外科が脊髄の病気を担当していることもあります。
迷ったら、受診前に病院のホームページや電話で「首の脊椎・脊髄を診ているか」を確認しておくと安心です。
首の手術まで見据えるなら、脊椎脊髄外科を専門にしている医師がいる病院を選ぶのがひとつの目安になります。
医師の紹介ページで、専門分野や認定資格、手術の実績が書かれているかを見てみてください。MRI検査をその病院で受けられるかも大切なポイントです。
もちろん、まずはお近くの整形外科で相談し、必要に応じて紹介状をもらう流れでも大丈夫です。
| 状態 | 目安 | おすすめの動き |
|---|---|---|
| 片腕の軽いしびれ | 数日から一週間 | 様子を見つつ姿勢を見直す |
| しびれや痛みが続く | 一週間以上 | 整形外科で画像検査を受ける |
| 手が使いにくい・歩きにくい | すぐ | 脊椎脊髄の専門医を受診する |
| 排尿・排便の変化 | すぐ | 早めに医療機関へ |
「どうして自分の首だけ」と思う方も多いのですが、背景には年齢と日々の習慣が重なっています。仕組みを知ると、不安も少し和らぎますよ。
首の神経の圧迫には、大きく二つのタイプがあります。腕に向かう神経の根元が押される神経根症と、太い通り道である脊髄が押される脊髄症です。
前者は肩から腕の痛みやしびれが中心で、手術以外の方法で軽くなる方も多いといわれています。
後者は手の細かい動きや歩行に影響が出やすく、進行すると生活への影響が大きくなります。だからこそ、早めの見極めが欠かせません。
私は自然治癒力が落ちる理由を、姿勢、運動、知識の三つだと考えています。首の不調も、この三つに当てはまることがほとんどです。
たとえばスマホやパソコンで頭が前に出る姿勢が続くと、首の骨と椎間板に負担がかかり続けます。
そこに運動不足が重なると、首を支える筋肉が弱り、さらに負担が増えてしまいます。
そして「これくらい大丈夫」という思い込みが、受診の遅れにつながります。知識を持つことも、立派な予防なのです。
ここからは、当院の頚椎症に対する施術の考え方をお話しします。あくまで私の臨床経験にもとづく方針ですので、参考にしていただければ嬉しいです。
当院では、頚部を引っ張るような施術は一切行いません。
私は、牽引が背骨を安定させている靭帯や椎間板、筋肉、そこに栄養を届ける血管などを傷めてしまう危険があると考えているからです。
首は小さな組織が支え合って成り立っています。そこへ外から強く力を加えることに、私はどうしても慎重になってしまうのです。
なお、病院で牽引やリハビリを指示されている方は、自己判断でやめずに、まず主治医とよく相談してくださいね。
代わりに大切にしているのが、背骨の自然なS字カーブです。まずはこの生理的彎曲をしっかりと作ります。
そのうえで、頭が背骨の真上にのる姿勢を目指します。頭を背骨の真上で支えられる状態になると、薄くなった椎間板にポンプのような作用が働き、修復へ向かう環境が整うというのが、私の考えです。
椎間板は血管が少なく、動きに合わせて水分や栄養をやり取りしています。だからこそ、無理に引くのではなく、正しい姿勢で自然に動ける土台づくりが大切なのです。
姿勢分析ソフトで頭の位置や背骨のカーブを数字と画像で確認し、変化を一緒に見ながら進めていきます。
病院で薬やリハビリを続けていても、なかなか変わらないときがあります。そんなときに、何を見直せばよいのか、一緒に考えていきましょう。
神経根症は、数週間から三か月ほどで軽くなる方が多いとされています。逆に言えば、三か月たっても変わらないなら、方針を見直すタイミングです。
主治医に「画像をもう一度撮るべきか」「別の専門医の意見を聞いてもよいか」と、遠慮なく聞いてみてください。
セカンドオピニオンは、決して失礼なことではありません。納得して治療を選ぶことが、いちばんの近道です。
手術が必要かどうかの判断は、医師の仕事です。私たち施術者は、そこを代わることはできません。
そのうえで、手術の必要がないといわれた方や、経過を見ている方には、体の使い方を整えるお手伝いができます。
当院では独自の検査で、首だけでなく骨盤や背骨全体の状態を確認します。首の負担がどこから来ているのかを探ることが、再発を防ぐ大切な一歩になるからです。
臨床で二十年以上多くの方を診てきて、痛い場所だけを見ていても良くならない方をたくさん見てきました。
まず、スマホは目の高さまで持ち上げて見るようにしましょう。長時間の前かがみは、できるだけ避けたいところです。
枕は高すぎず、首のカーブが自然に保てるものを選んでください。うつぶせ寝は首をひねりやすいので、控えめにしましょう。
おすすめしたいのは歩くことです。私自身、毎朝二時間以上歩くのが日課ですが、全身の血流が整い、気持ちもすっきりします。
痛みが強く炎症が疑われるときは、氷で冷やす方法もあります。足元は冷やさず、頭は涼しくという頭寒足熱を意識すると、体が休まりやすくなります。
ここまで読んでくださってありがとうございます。最後に、私がいちばんお伝えしたいことをまとめます。
首の不調で専門医を探すときは、手や足の動き、排尿・排便の変化といった神経のサインを必ず確認してください。
サインがあるなら、迷わず病院へ。サインがなく症状が長引いているなら、引っ張らずに姿勢と頭の位置を整えることで、道が開ける場合もあります。
どちらなのか判断がつかないときは、遠慮なく私に聞いてください。状態を丁寧に確認したうえで、病院を勧めるべきときははっきりそうお伝えします。
私自身、重いアトピーに長く苦しんだ経験があります。だから、先の見えない不安な気持ちは、少しはわかるつもりです。
一度きりの人生、悔いのないように歩んでいただきたい。そう願って毎日施術をしています。どうか一人で悩まず、いつでも相談してくださいね。

