体位性頻脈症候群

体位性頻脈症候群の症例報告

体位性頻脈症候群とは

体位性頻脈症候群（POTS）とは、横になっている状態から立ち上がった時に心拍数が異常に上昇し、めまいや動悸などの症状が現れる病気です。立位時に心拍数が30回以上増加し、立っていることが困難になりますが、横になると症状が改善するのが特徴です。

若い女性に多く見られ、日常生活に大きな支障をきたす慢性的な疾患です。

体位性頻脈症候群の有病率は0.2～1.0％と報告されており、日本の人口を約1億2500万人とすると、推定患者数は約25万人から125万人程度と考えられます。

特に12歳から50歳の女性に好発し、患者の80%以上が女性とされています。

体位性頻脈症候群でお悩みなら当院までご相談ください。

体位性頻脈症候群を放置すると、症状の慢性化により就学や就労に深刻な制限が生じます。長期間の症状により身体機能が低下し、社会復帰がより困難になる可能性があります。

また、周囲の理解を得られないことで精神的な負担が増大し、うつ病や不安障害を併発するリスクも高まります。最悪の場合、完全に社会生活から離脱し、経済的困窮や家族関係の悪化を招く恐れがあります。

体位性頻脈症候群の原因

体位性頻脈症候群は複数の要因が複雑に絡み合って発症する疾患です。自律神経系の機能異常が主な原因とされていますが、その背景には様々な要因が関与しています。

体位性頻脈症候群の原因として次のものが挙げられます。

体位性頻脈症候群はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、起立時の血圧や心拍数を調整する自律神経の機能異常や血液循環の問題などが発生し、体位性頻脈症候群が発症します。

したがって、単に薬物治療や生活指導だけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

体位性頻脈症候群でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

体位性頻脈症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

頭痛、動悸、だるさ、めまい、手足の冷えなどの副作用があり、長期服用による身体への負担が懸念されます。症状の根本的な改善ではなく、対症療法に留まることが多く、薬物への依存性も問題となります。

生活習慣の改善指導

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な自己管理が必要で患者の負担が大きくなります。また、具体的な指導内容が不十分な場合が多く、患者が一人で実践するには困難な場合があります。

弾性ストッキングの着用

着脱の煩わしさや圧迫感による不快感があり、長期間の使用が困難な場合があります。また、根本的な循環改善には至らず、一時的な症状緩和に留まることが多いです。

体位性頻脈症候群を改善するために

体位性頻脈症候群の改善には、自律神経系の調整が最も重要になります。当院では独自の検査により、症状の根本原因となっている自律神経の乱れを特定し、カイロプラクティック施術により神経系の機能を正常化していきます。

薬物療法では対症療法に留まりがちですが、当院では身体の構造的な問題から自律神経の働きを改善することで、根本的な解決を目指します。

また、生活習慣の改善指導も併せて行い、症状の再発防止まで含めた総合的なアプローチを提供いたします。一人一人の症状に合わせた個別の治療計画を立て、自然治癒力を最大限に引き出すことで、薬に頼らない根本的な改善を目指します。

当院の特徴

米国認定カイロプラクターである院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

体位性頻脈症候群と大きく関わっている自律神経系を詳細に分析します。頚椎の配列、胸椎の可動域検査、骨盤の歪みをチェックしたうえで改善を目指します。必要に応じてレントゲン画像を確認して精度を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で体位性頻脈症候群が改善する理由

体位性頻脈症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。自律神経系や循環器系の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は脊椎から自律神経が分布しているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。体位性頻脈症候群は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください

体位性頻脈症候群のQ＆A

体位性頻脈症候群は自然に治りますか？

成長とともに自然軽快する例もありますが、多くは慢性的な経過をたどります。適切な治療とセルフケアにより症状の改善は期待できます。

体位性頻脈症候群の人がやってはいけないことは？

急激な起立動作、長時間の立位、脱水状態、過度な運動は避けるべきです。また、症状を悪化させる薬剤の服用にも注意が必要です。

この病気は完治するのでしょうか？

完全な治癒は困難な場合が多いですが、適切な治療により症状をコントロールし、日常生活の質を大幅に改善することは可能です。

薬を飲み続けなければならないのですか？

症状の程度により異なりますが、生活習慣の改善や非薬物療法により薬物への依存度を下げることは可能です。医師と相談しながら調整します。

仕事や学校生活は続けられますか？

症状に応じた環境調整や治療により、多くの患者さんが社会生活を継続できています。周囲の理解と適切なサポートが重要です。

妊娠や出産に影響はありますか？

妊娠中は症状が改善することもありますが、個人差があります。産婦人科医と連携した管理により安全な妊娠・出産は可能です。

体位性頻脈症候群で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと体位性頻脈症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

体位性頻脈症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。