ランナー膝

ランナー膝とは

ランナー膝は正式には「腸脛靭帯炎」と呼ばれ、膝の外側に痛みを感じるスポーツ障害です。太ももの外側にある腸脛靭帯という筋膜が、膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで大腿骨の外側にある骨の出っ張りと摩擦を起こし、炎症が生じる疾患です。

ランニングやジャンプ動作を多く行うスポーツ選手に多く見られることからこの名前が付けられました。近年のランニングブームにより、この症状で悩む方が増加傾向にあります。

厚生労働省の調査によると、変形性膝関節症を含む膝関節の問題で悩む方は推定で約3,000万人とされており、その中にランナー膝で苦しむ患者も含まれています。

ランナー膝でお悩みなら当院までご相談ください。

ランナー膝を放置すると、軽症の場合はスポーツ後に痛みが出る程度ですが、中等症へ進行し、プレー中にも痛みを感じるようになります。運動時だけでなく、日常生活での歩行や階段の昇降時にも痛みが現れるようになります。

安静時や歩行時にも膝の外側に痛みが走るようになり、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。膝をかばって歩くことで、反対側の足や腰などに負担がかかり、新たな痛みや障害が生じる危険性も高まります。

重度になると膝の靭帯や腱が断裂する可能性もあり、慢性的な痛みに悩まされ、好きなスポーツを完全に諦めざるを得なくなる場合もあります。

ランナー膝の原因

ランナー膝の原因として次のものが挙げられます。

ランナー膝の原因として次のものが挙げられます。

ランナー膝はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、腸脛靭帯と大腿骨外側上顆の摩擦が強まることで炎症が発生し、膝外側への負担が増加します。

したがって、単に患部を冷やしたり安静にするだけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

ランナー膝でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ランナー膝への対応として、次のようなものが一般的です。

安静・運動制限

長期間の運動中止により体力低下が避けられず、競技復帰までに時間がかかります。また、根本原因の解決にはなりません。

薬物療法

一時的な痛みの軽減効果はありますが、根本的な治療にはならず、副作用のリスクも考慮する必要があります。

物理療法

症状の改善には効果的ですが、継続的な通院が必要で、時間と費用がかかります。

運動療法・リハビリテーション

専門家の指導のもと継続的に行う必要があり、自己判断で行うと悪化する可能性があります。また、効果が現れるまで時間がかかります。

ランナー膝を改善するために

まずはあなたのランナー膝の原因を徹底した検査により明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めても改善は見込めません。当院は10万人以上の施術実績から積み上げた独自の検査で、ランナー膝の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

整形外科とは違う視点でランナー膝と大きく関わっている箇所を詳細に検査します。

当院の特徴

20年以上の臨床経験を持つカイロプラクターである院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

整形外科とは違う視点でランナー膝と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。膝の外側の腸脛靭帯の状態、股関節の可動域検査、太ももの筋力バランスをチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でランナー膝が改善する理由

ランナー膝の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。膝や股関節の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は膝と股関節から神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ランナー膝は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください。

ランナー膝のQ＆A

ランナー膝は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な安静により自然治癒することもありますが、根本原因を解決しなければ再発のリスクが高くなります。適切な治療とケアが重要です。

ランナー膝の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢してランニングを続けることは絶対に避けてください。また、ガニ股での歩行や走行、急激な運動量の増加も症状を悪化させる原因となります。

ランナー膝と膝蓋靭帯炎の違いは何ですか？

ランナー膝は膝の外側の腸脛靭帯の炎症で、膝蓋靭帯炎は膝の前面の膝蓋靭帯の炎症です。痛みの場所と原因となる組織が異なります。

どのくらいの期間で改善しますか？

軽度の場合は2-3週間、重度の場合は3-6週間程度かかることが多いです。ただし、個人差があり、適切な治療を受けることで回復期間を短縮できます。

再発を防ぐにはどうすればいいですか？

適切なウォーミングアップ、ストレッチの継続、正しいランニングフォームの習得、運動量の段階的な増加が重要です。また、定期的な身体のメンテナンスも効果的です。

ランニングをいつから再開できますか？

完全に痛みが消失し、日常生活に支障がなくなってから段階的に再開します。まずはウォーキングから始め、徐々に強度を上げていくことが安全です。

手術が必要になる場合はありますか？

ランナー膝で手術が必要になることは稀ですが、重度の場合や保存的治療で改善しない場合には外科的治療が検討されることもあります。

整形外科と整骨院、どちらに行けばいいですか？

急性期の診断や薬物療法が必要な場合は整形外科を、慢性的な症状や根本的な改善を求める場合は整骨院や整体院が適している場合があります。

サポーターやテーピングは効果的ですか？

一時的な痛みの軽減には効果的ですが、根本的な治療にはなりません。適切な治療と併用することで、症状の改善をサポートできます。

完治は可能ですか？

適切な治療とセルフケアを継続することで、完治は十分可能です。ただし、根本原因の解決と再発防止のための生活習慣の改善が重要になります。

ランナー膝で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックとランナー膝は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ランナー膝は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。