外反母趾

外反母趾とは

外反母趾とは、足の親指（母趾）が小指側に20度以上曲がり、親指の付け根の関節が外側に突出してしまう状態です。「く」の字のように変形し、靴を履いた際に突出部分が当たることで痛みや腫れが生じます。

厚生労働省の令和2年患者調査によると、外反母趾（後天性）の推計患者数は1,300人、総患者数は1万人と報告されています。また別の調査では、約30年間で外反母趾患者数は約8倍に増加し、女性が全体の84.5%を占めています。

近年は男性の増加率も女性の約2倍となっており、運動習慣のない男性や子どもの患者も急増しています。

外反母趾でお悩みなら当院までご相談ください。

外反母趾は進行性の病気で、放置すると変形が悪化し続けます。親指が人差し指の下に潜り込んだり、人差し指の脱臼を引き起こすことがあります。足の裏にタコができて歩行時の痛みが増し、最終的には歩くこと自体が困難になります。

足のバランスが崩れることで腰痛や肩こりの原因となり、歩く機会が減ることで筋力低下や骨粗しょう症、転倒リスクの増加につながります。お気に入りの靴が履けなくなり、見た目の悩みから外出を控えるようになってしまう方も少なくありません。

外反母趾の原因

外反母趾の改善には足全体のバランスを整える包括的なアプローチが必要です。当院では独自の検査により足の変形の根本原因を特定し、一人一人に最適な施術計画を立てます。

外反母趾の原因として次のものが挙げられます。

外反母趾はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。足の親指が人差し指より長い「エジプト型」の足型や生まれつき足の幅が広い開張足の傾向があると発症しやすくなります。

また、つま先が狭い靴やハイヒールの長時間着用により親指の付け根が圧迫されて変形を引き起こします。加齢や運動不足により足指の筋肉や靭帯が弱くなり、足のアーチ構造が崩れることでも外反母趾が進行します。

単に装具を着用したり運動するだけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。外反母趾でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

外反母趾への対応として、次のようなものが一般的です。

装具療法

変形が重度の場合は装具が足に合わず、結局装着しない状態になってしまうことが多いです。

足底挿板（インソール）

足の形状に完全に合わせることが困難で、効果に個人差があり、根本的な改善には限界があります。

運動療法

継続的な実施が必要で、間違った方法で行うと症状が悪化する可能性があります。

手術療法

神経損傷や感染症のリスクがあり、術後の関節の動きが悪くなったり、長期間の安静が必要で日常生活に支障をきたします。

外反母趾を改善するために

外反母趾の改善には足全体のバランスを整える包括的なアプローチが必要です。当院では独自の検査により足の変形の根本原因を特定し、一人一人に最適な施術計画を立てます。

足指の位置や骨盤のバランス、歩行パターンまで総合的に評価することで、外反母趾の進行を抑制し、痛みの軽減を図ります。手術に頼らない自然治癒力を活かした改善を目指し、装具だけでは解決できない根本的な問題に取り組みます。

足の構造的問題や筋肉バランスの改善により、日常生活への早期復帰を支援いたします。

手術に頼らない自然治癒力を活かした改善を目指し、装具だけでは解決できない根本的な問題に取り組みます。足の構造的問題や筋肉バランスの改善により、日常生活への早期復帰を支援いたします。

当院の特徴

米国認定カイロプラクターである院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

外反母趾と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。足指の位置関係、足全体の可動域検査、足裏のアーチをチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で外反母趾が改善する理由

外反母趾の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。足や下肢の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は足指から下肢にかけて神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。外反母趾は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください。

外反母趾のQ＆A

外反母趾は自然に治りますか？

外反母趾は進行性の疾患のため、残念ながら自然治癒は期待できません。しかし適切な施術により自然治癒力を引き出すことで、症状の改善と進行の抑制は十分可能です。

外反母趾の人がやってはいけないことは？

つま先の狭い靴やハイヒールの長時間着用は避けてください。また足指を使わない歩き方や、痛みを我慢して無理に歩くことは症状を悪化させる要因となります。

外反母趾は遺伝しますか？

足の形状や筋肉・靭帯の特性には遺伝的要因があります。しかし遺伝的素因があっても、適切なケアと生活習慣の改善により予防や改善は可能です。

どのくらいの角度から手術が必要になりますか？

一般的に40度以上が重度とされますが、角度だけでなく痛みの程度や日常生活への影響を総合的に判断すべきです。当院では手術に頼らない自然な改善を目指しています。

外反母趾用の靴を履けば改善しますか？

適切な靴選びは重要ですが、靴だけでは根本的な改善は困難です。足の構造的問題や筋肉バランスの改善と併せて取り組むことが大切です。

テーピングやサポーターは効果がありますか？

一時的な痛みの軽減には効果がありますが、根本的な改善にはなりません。筋肉や関節の正常な動きを取り戻すための施術が必要です。

外反母趾は何科を受診すればよいですか？

一般的には整形外科を受診されますが、手術に頼らない自然治癒力を活かした改善をお望みなら、カイロプラクティックという選択肢もあります。

手術後はいつから普通に歩けますか？

手術の場合、骨の接合に2ヶ月、完全な回復には3ヶ月程度かかります。当院の施術では手術なしで早期の改善を目指し、日常生活への早期復帰を支援します。

外反母趾の予防方法はありますか？

足指を意識的に動かす運動、適切な靴選び、正しい歩き方の習得が重要です。また足全体のバランスを整える定期的なメンテナンスも効果的です。

他の指にも影響が出ることはありますか？

外反母趾が進行すると人差し指の脱臼やハンマートゥなど、他の指にも変形が生じる可能性があります。早期の対処により全体的な足の健康を保つことが大切です。

外反母趾で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと外反母趾は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

外反母趾は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。