強剛拇趾

強剛拇趾とは

強剛拇趾とは、足の親指の付け根にある中足趾節関節の軟骨がすり減り、関節が硬くなって動きが著しく制限される疾患です。関節内で骨同士が直接擦れ合うことで炎症が起こり、特に親指を上に反らす動作で強い痛みが生じます。

関節の背側に骨の出っ張りができることが特徴的で、進行すると親指がほとんど動かなくなる場合もあります。足の親指に痛みを訴える40歳以上の成人患者の約10-15%が強剛拇趾と推定されており、中高年の女性に多く発症する傾向があります。

強剛拇趾でお悩みなら当院までご相談ください。

強剛拇趾を放置すると、関節の変形が進行し、親指の可動域がさらに制限されます。歩行時の痛みが増強し、日常生活に大きな支障をきたすようになるでしょう。最悪の場合、親指がまったく動かなくなり、歩行困難や他の関節への負担増加により膝や腰の痛みを引き起こす可能性があります。

痛みをかばうような歩き方により、足の他の部位や反対側の足にも問題が生じる恐れがあります。全身のバランスが崩れることで転倒リスクも高まり、社会生活に大きな影響を与えることも懸念されます。

強剛拇趾の原因

強剛拇趾の原因として次のものが挙げられます。

強剛拇趾はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、中足趾節関節の可動域減少や足部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、強剛拇趾が発症します。

したがって単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

強剛拇趾でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

強剛拇趾への対応として、次のようなものが一般的です。

インソール療法

個人の足型に合わせた調整が必要で、効果が出るまで時間がかかります。また、すべての靴に対応できない場合があります。

消炎鎮痛剤

長期使用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用のリスクがあり、根本的な改善には至りません。

ステロイド注射

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し注射することで関節軟骨の変性を促進する可能性があります。

ヒアルロン酸注射

効果の持続期間が限定的で、定期的な注射が必要になる場合があります。注射時の痛みや感染リスクも考慮が必要です。

テーピング

毎日の貼り替えが必要で、皮膚かぶれを起こす場合があります。根本的な解決には至らず対症療法に留まります。

手術療法

入院期間が1-2週間必要で、術後のリハビリに時間がかかります。また、手術による合併症のリスクや、関節固定術では可動域の永続的な制限が生じます。

強剛拇趾を改善するために

強剛拇趾の改善には単に痛みのある部分だけを治療するのではなく、全身のバランスを整えることが重要です。当院では、まずしっかりと両脚に均等に体重がかかるように骨盤を整えることから始めます。

骨盤の歪みは足底アーチの崩れを誘発し、足部への過剰な負担を生じさせる原因となります。骨盤調整により左右の歩幅を均等にし、足部のバランスを安定させることで根本的な改善を目指します。

施術後には適切な運動指導も行います。下半身強化運動や、正しい歩行の指導により、足部への負担を軽減しながら筋力を高めていきます。また、日常生活での姿勢や動作の改善も重要です。

デスクワークが多い方には、定期的に立ち上がって歩くことや、職場でもできる簡単なストレッチをお伝えします。

当院の特徴

米国認定カイロプラクターである院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

強剛拇趾と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。足部の構造バランス、足関節の可動域検査、下半身全体をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で強剛拇趾が改善する理由

強剛拇趾の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。足部や下半身の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は足部から全身に神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。強剛拇趾は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください。

強剛拇趾のQ＆A

強剛拇趾は自然に治りますか？

初期段階であれば適切な保存療法により症状の改善は期待できますが、完全な自然治癒は困難です。早期からの適切な治療とセルフケアが重要です。

強剛拇趾の人がやってはいけないことは？

ハイヒールやつま先の狭い靴の着用、激しいランニングやジャンプ動作、親指を無理に反らすストレッチは症状を悪化させる可能性があります。

強剛拇趾と外反母趾の違いは何ですか？

外反母趾は親指が外側に曲がる変形が特徴で、強剛拇趾は関節の動きが制限され背側に骨の出っ張りができることが特徴です。

痛風と強剛拇趾の見分け方は？

痛風は発作的に激痛と腫れが起こり数日で治まりますが、強剛拇趾は慢性的な痛みと動きの制限が特徴的です。

どのような靴を選べばよいですか？

つま先にゆとりがあり、クッション性の高いソールを持つ靴を選び、ヒールの高い靴は避けることが大切です。

運動やストレッチは効果がありますか？

適切な運動療法は効果的ですが、親指を過度に反らす動作は避け、専門家の指導のもとで行うことが重要です。

手術以外の治療法はありますか？

当院では独自のカイロプラクティック理論に基づき、足部の構造バランスを整えることで自然治癒力を引き出す施術を行っています。

症状の進行を止めることはできますか？

早期からの適切な治療と生活習慣の改善により、症状の進行を遅らせることは十分可能です。

両足とも発症する可能性はありますか？

可能性はありますが、両側同時に重症化することは少なく、通常は片側から始まります。

日常生活で気をつけることは何ですか？

適切な靴の選択、長時間の立ち仕事の回避、体重管理、足の冷えを防ぐことが大切です。

強剛拇趾で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと強剛拇趾は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

強剛拇趾は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。