前庭神経炎

前庭神経炎とは

前庭神経炎とは、内耳にある平衡感覚を司る前庭神経に炎症が起こることで、突然激しい回転性めまいが生じる病気です。聴力には影響せず、耳鳴りや難聴は伴いません。

多くの場合、風邪などのウイルス感染の後に発症し、めまいの症状は数日から数週間続くことがあります。厚生労働省の調査研究によると、日本における前庭神経炎の有病率は10万人あたり3.5人とされています。これは日本全体で約4,400人程度の患者がいることを意味します。

前庭神経炎でお悩みなら当院までご相談ください。

前庭神経炎を適切に治療せずに放置すると、慢性的なふらつきや平衡障害が長期間続く可能性があります。日常生活では転倒リスクが高まり、骨折などの二次的な怪我につながる危険性があります。

また、車の運転や高所での作業ができなくなり、職業上の制限を受ける場合もあります。精神的にも不安感が増大し、外出を控えるようになって社会的な孤立を招く恐れがあります。

前庭神経炎の原因

前庭神経炎の原因として次のものが挙げられます。

前庭神経炎はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、前庭神経の炎症や機能障害が発生し、平衡感覚の異常やめまいが発症します。

したがって、単に薬物治療や安静だけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。前庭神経炎でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

前庭神経炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

ステロイド薬は副作用として免疫力低下、血糖値上昇、胃腸障害などのリスクがあり、長期使用には注意が必要です。抗めまい薬も根本的な解決にはならず、症状の一時的な緩和にとどまることが多いのが現状です。

安静療法

長期間の安静は筋力低下や廃用症候群を招く可能性があり、回復期の機能訓練が困難になる場合があります。また、社会復帰までの期間が長期化する傾向があります。

前庭リハビリテーション

専門的な指導が必要で、間違った方法で行うと症状が悪化する恐れがあります。また効果が現れるまで時間がかかり、継続的な通院が必要となります。

前庭神経炎を改善するために

まずはあなたの前庭神経炎の原因を徹底した検査により明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めても改善は見込めません。当院は、10万人以上の施術実績から積み上げた独自の検査で、前庭神経炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

前庭神経炎の多くは、神経系の機能異常が関与しています。当院では神経の専門家として、身体全体のバランスを整えることで前庭神経の機能回復を促進します。

当院の特徴

米国認定カイロプラクターである院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

前庭神経炎と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。首のカーブの形状、首全体の可動域検査、背中上部と肩甲骨をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で前庭神経炎が改善する理由

前庭神経炎の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。首や背中の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は首や背中から神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

前庭神経炎は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください。

前庭神経炎のQ＆A

前庭神経炎は自然に治りますか？

多くの場合、適切な治療により数週間から数か月で改善しますが、個人差があり完全回復には時間がかかることもあります。

前庭神経炎の人がやってはいけないことは？

急性期には激しい運動や頭部の急激な動きは避け、転倒リスクの高い活動は控えることが重要です。

前庭神経炎は再発しますか？

一般的に再発は稀とされていますが、体調管理やストレス対策により予防に努めることが大切です。

どのくらいの期間で回復しますか？

急性症状は数日から1週間程度で軽減し、完全回復には数週間から数か月を要することが一般的です。

仕事復帰はいつ頃できますか？

症状の程度により異なりますが、デスクワークなら1-2週間、体を使う仕事なら1か月程度が目安となります。

運転はいつから可能になりますか？

ふらつきが完全になくなり、集中力が回復してから運転を再開することが安全です。通常2-4週間程度が目安です。

食事で気をつけることはありますか？

塩分の過剰摂取は避け、バランスの良い食事を心がけることで回復を促進できます。

ストレスは症状に影響しますか？

ストレスは免疫力を低下させ症状を悪化させる可能性があるため、適切なストレス管理が重要です。

他の病気との見分け方は？

聴力に異常がなく、神経学的検査で異常がないことが前庭神経炎の特徴です。専門医による診断が必要です。

完全に元の状態に戻りますか？

多くの患者さんは完全回復しますが、軽度のふらつきが残る場合もあり、個人差があります。

前庭神経炎で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと前庭神経炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

前庭神経炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。