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爪周囲炎が治らない方へ|巻き爪が原因かも

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指先が赤く腫れて痛む、そんな経験はありませんか。ささくれを剥いてしまったり、深爪をした後に爪の周りが炎症を起こしてしまう、これが爪周囲炎と呼ばれる症状です。痛みで仕事や家事に集中できなくなることも少なくありませんよね。

爪周囲炎は一度治っても繰り返しやすい症状ですが、実は根本的な原因は爪周りだけにあるわけではありません。当院には爪の炎症を繰り返す方が多く来院されますが、詳しく検査をしていくと姿勢や歩き方に問題があり、それが巻き爪を引き起こしているケースがとても多いのです。

院長:佐藤

爪の炎症を繰り返す方は、巻き爪と姿勢の問題が隠れていることが多いんです

目次

爪周囲炎とはどんな症状なのか

爪周囲炎は爪の周囲の皮膚に細菌が感染して起こる炎症のことを指します。医療機関では急性爪周囲炎やひょう疽と呼ばれることもあり、爪の付け根や爪の脇が赤く腫れて触れると強い痛みを感じるのが特徴です。

症状が進行すると膿が溜まってズキズキとした拍動性の痛みが出現し、夜も眠れないほどの激痛になることもあります。放置すると膿瘍を形成してしまい、切開排膿が必要になるケースもあるため早めの対処が大切です。

一般的には水仕事が多い方、ネイルを頻繁にする方、深爪の癖がある方、指しゃぶりをするお子様などに多く見られます。ささくれを無理に引っ張って剥がしてしまったことがきっかけで発症することも珍しくありません。また糖尿病などの基礎疾患がある方は重症化しやすいため注意が必要です。

初期段階では患部を清潔に保ち、市販の抗菌軟膏を塗ることで改善することもあります。しかし赤みや腫れが強い場合、膿が出ている場合、痛みで眠れない場合などは速やかに皮膚科や整形外科を受診することをお勧めします。

なぜ爪周囲炎は繰り返してしまうのか

病院で抗生物質を処方してもらい一時的に治っても、数ヶ月後にまた同じ症状が出てしまう方がいらっしゃいます。これは爪周りの炎症だけを治療して、根本的な原因に目を向けていないからです。

実は爪周囲炎を繰り返す方の多くに、巻き爪や爪の変形が隠れています。巻き爪があると爪の端が皮膚に食い込みやすくなり、その部分から細菌が侵入しやすい状態になってしまうのです。

巻き爪と爪周囲炎の深い関係

巻き爪になると爪の両端が内側に巻き込んでいくため、爪と皮膚の境目に小さな隙間や傷ができやすくなります。その隙間から黄色ブドウ球菌などの細菌が侵入し、炎症を引き起こすというわけです。

つまり爪周囲炎の症状だけを治療しても、巻き爪という根本原因を解決しなければ何度でも繰り返してしまうことになります。当院に来院される方の中にも、何度も皮膚科に通っているのに改善しないという方が多くいらっしゃいますが、巻き爪矯正を行うことで爪周囲炎も起こらなくなったというケースがたくさんあるのです。

姿勢の崩れが巻き爪を引き起こす

ここで大切なお話をさせてください。巻き爪の原因の一つは実は姿勢にあるのです。足の指は日常的に荷重がかかることで骨も強くなり、爪も綺麗な形を維持することができています。

爪だけではなく足底のアーチも荷重がかかることでより強固な支持性を保つ構造になっているのです。しかしデスクワークが中心の生活や運動不足が続くと、骨盤が歪み足指への適切な荷重がかからなくなってしまいます。

荷重が不十分な状態が続くと爪は薄く弱くなり、徐々に巻き爪へと変形していきます。そして巻き爪が進行することで爪周囲炎のリスクが高まるという悪循環が生まれてしまうのです。

つまり爪周囲炎を根本から解決するためには、巻き爪を矯正すること、そして姿勢を整えて足指への荷重を取り戻すことの両方が必要になります。

クリップオンによる巻き爪矯正

当院では巻き爪に対してクリップオンという矯正法を採用しています。この方法は切らない、見た目がきれい、痛みがほとんどないという3つの特徴があり、多くの方に喜ばれている施術です。

クリップオンは爪に専用のクリップを装着することで、巻いている爪を徐々に持ち上げていく方法になります。手術のように爪を切除することなく、自然な形で爪の形状を整えていくことができるのです。

クリップオンの3つのメリット

まず第一に切らないという点が大きなメリットです。巻き爪の手術では爪の一部を切除したり、場合によっては爪母を焼いて爪が生えてこないようにする処置を行うこともあります。しかしクリップオンなら爪を傷つけることなく矯正できるため、体への負担が最小限で済みます。

第二に見た目がきれいという点も重要です。クリップは透明で目立ちにくく、装着したまま普通に生活できます。ネイルを楽しみたい女性の方でも、クリップの上からマニキュアを塗ることが可能です。仕事や外出時にも気にならないため、生活の質を落とすことなく治療を続けられます。

第三に痛みがほとんどないという点です。巻き爪の痛みに長年悩んできた方は、治療自体も痛いのではないかと不安に感じることが多いものです。しかしクリップオンは装着時もほとんど痛みを感じることがなく、装着後も日常生活に支障をきたすことはありません

矯正期間と効果について

クリップオンによる矯正期間は爪の状態によって異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度が目安になります。爪の成長に合わせて徐々に形を整えていくため、焦らずじっくりと取り組むことが大切です。

定期的にクリップを交換しながら、爪の状態を確認していきます。早い方では1ヶ月ほどで痛みが軽減し、2ヶ月目には爪の形が目に見えて変わってくるケースも少なくありません。

巻き爪が改善されると、爪と皮膚の境目に隙間ができにくくなるため、細菌の侵入リスクが大幅に減少します。その結果として爪周囲炎の再発も防げるようになるのです。

姿勢改善で巻き爪を根本から予防する

クリップオンで巻き爪を矯正しても、姿勢の問題を解決しなければまた巻き爪に戻ってしまう可能性があります。そのため当院では巻き爪矯正と同時に、姿勢改善にも取り組んでいただいています。

最新の姿勢分析ソフトを使用して、現在の体の状態を可視化します。骨盤の歪みや足への荷重バランスを詳しく検査することで、なぜ巻き爪になってしまったのかが見えてくるのです。

足指への荷重を取り戻す

検査で原因が明確になったら、骨盤を中心に体のバランスを整えていきます。骨盤が正しい位置に戻ると、立位時や歩行時に足指へ適切な荷重がかかるようになります。

足指に荷重がかかり始めると、足底のアーチも本来の機能を取り戻していきます。そして爪にも適度な圧力が加わることで、健康的な形を維持できるようになるのです。

施術後は歩行指導も行っています。正しい姿勢で歩くことで足指への荷重が安定し、爪の健康維持にもつながります。毎日少しずつでも歩く時間を作ることで、自然治癒力も高まっていきます。

日常生活で気をつけること

爪周囲炎と巻き爪を予防するためには、日常生活での工夫も欠かせません。まずささくれを見つけても無理に引っ張らないこと、これは基本中の基本です。爪切りは深爪にならないよう、爪の白い部分を1ミリ程度残すようにしましょう。

靴選びも重要なポイントです。つま先が窮屈な靴や高いヒールを長時間履くと、爪に不自然な圧力がかかり巻き爪の原因になります。足指が自由に動かせる、ゆとりのある靴を選ぶことをお勧めします。

水仕事の後はしっかりと手を拭いて乾燥させることも大切です。湿った状態が続くと細菌が繁殖しやすくなります。また指先の保湿も忘れずに行いましょう。乾燥するとささくれができやすくなり、そこから炎症が始まることもあります。

自然治癒力を高める生活習慣

当院では自然治癒力の低下には3つの要因があると考えています。それは姿勢、運動、知識です。この3つがそもそもの原因として様々な症状を引き起こしていると考えているのです。

姿勢が崩れることで体への負担が増し、血流やリンパの流れが悪化します。運動不足になると筋力が低下し、正しい姿勢を保つことも困難になります。そして正しい知識がなければ、間違った対処法を続けてしまい症状を悪化させることもあるのです。

特に運動については歩行を重視しています。歩行と生理冷却、つまり氷を使用しての冷却が大切です。頭寒足熱という状態が最も自律神経も整い、治癒力も高い状態となります。

毎日の歩行習慣を身につけることで、足指への適切な荷重が維持され、爪の健康も自然と保たれていきます。無理のない範囲で構いませんので、少しずつ歩く時間を増やしていくことをお勧めします。

繰り返す爪のトラブルでお困りなら

爪周囲炎を何度も繰り返している方、もしかしたらその裏に巻き爪が隠れているかもしれません。そして巻き爪の原因として、姿勢や歩き方の問題があるケースが非常に多いのです。

爪だけを見るのではなく、体全体のバランスから見直していくことが根本改善への近道になります。クリップオンによる巻き爪矯正と姿勢改善を組み合わせることで、爪周囲炎の再発を防ぎながら健康な爪を取り戻すことができます。

20年以上の臨床経験の中で、多くの方の爪のトラブルを見てきました。爪は小さな部位ですが、全身の健康状態を映し出す鏡のような存在だと感じています。一人で悩まず、どんな些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください。あなたの症状に真摯に向き合い、根本原因から改善していくお手伝いをさせていただきます。一度きりの人生、足元からしっかりと健康を取り戻していきましょう。


院長:佐藤

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