頚椎症

頚椎症とは

頚椎症とは、加齢や日常生活での負担の蓄積によって首の骨（頚椎）や椎間板が変性し、神経が圧迫されることで様々な症状を引き起こす疾患です。単なる首の痛みではなく、神経の圧迫によって首や肩の痛み、腕や手のしびれなどの症状が現れるのが特徴です。

日本人は解剖学的に脊柱管が狭い傾向があり、諸外国と比較して頚椎症を発症しやすいと言われています。実際に治療が必要となるのは10万人当たり数人程度ですが、軽度の症状も含めると中高年の多くが何らかの頚椎の変性を持っていると推測されます。高齢化社会の進行に伴い、今後患者数の急増が見込まれています。

頚椎症でお悩みなら当院までご相談ください。

頚椎症を放置すると、初期の首や肩の痛み、腕のしびれから症状が進行し、手の筋力低下や細かい動作の制限が生じます。日常生活での不便さが増し、仕事や趣味にも支障をきたすようになるでしょう。

重症化すると、歩行障害や排尿・排便障害などの深刻な神経症状を引き起こす可能性があります。最悪の場合、日常生活が著しく制限され、介助が必要な状態になることもあります。

特に両側の手足に症状が出現したり、筋肉の萎縮や麻痺が生じている場合は、症状が急速に進行する恐れがあります。痛みやしびれを我慢して放置することは、将来の生活の質を大きく低下させる可能性があることを理解しておく必要があります。

頚椎症の原因

頚椎症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

頚椎症の原因として次のものが挙げられます。

加齢により頚椎の構造が変化し、不良姿勢やデスクワークなどの日常的な習慣が神経根や脊髄への圧迫を引き起こします。特に頚椎が前に10度傾くだけで首にかかる負荷は1.5倍に、30度傾くと3倍にも増加するのです。

1人1人の生活習慣や姿勢の癖が異なるため、症状の現れ方も様々です。そのため、改善のためには詳細な検査と個別の対応が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。頚椎症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頚椎症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な神経圧迫は改善しません。長期使用による副作用や薬への依存のリスクがあります。

牽引療法

効果は一時的で、継続的な通院が必要です。また、症状によっては効果が限定的な場合がありま

温熱療法

牽引療法同様、効果は一時的です。継続的な温熱療法は炎症部位の炎症反応をより高めてしまうおそれもあります。

頚椎症を改善するために

頚椎症の改善には、原因となっている頚椎の変性や神経圧迫に対する適切なアプローチが必要です。当院では、まず詳細な検査を行い、症状の原因を特定します。

頚椎症は単なる首の痛みではなく、頚椎の構造的な問題から生じる神経症状を伴う疾患です。そのため、表面的な痛みの緩和だけでなく、頚椎の機能改善と神経圧迫の解消を目指した施術が重要となります。

当院のカイロプラクティックでは、頚椎の正しい位置関係を回復させ、神経への圧迫を軽減します。また、首周りの筋肉バランスを整え、頚椎にかかる負担を減らすことで、自然治癒力を最大限に引き出します。

さらに、日常生活での姿勢改善や適切な運動指導を通じて、再発予防にも力を入れています。頚椎症は生活習慣病の側面も持つため、施術と並行して生活習慣の改善も重要です。

当院で頚椎症が改善する理由

当院では、カイロプラクティック学士（B.S.C）の資格を持つ院長が20年以上の臨床経験を活かし、頚椎症に対する効果的な施術を提供しています。国際基準を満たした本格的なカイロプラクティックは、頚椎症の根本改善に大きな効果を発揮します。

施術前には、最新の米国製姿勢分析ソフトを用いた検査や、30項目に及ぶ独自の検査を実施します。これにより、頚椎症の原因を正確に特定し、最適な施術計画を立てることができます。

また、一人ひとりの症状や生活環境に合わせたオーダーメイドの施術を行い、その場しのぎではなく根本的な改善を目指します。施術は院長が最後まで責任を持って担当するため、安心して治療に専念できます。

頚椎症のQ＆A

頚椎症の人がやってはいけないことは？

長時間の前かがみ姿勢、スマホの見過ぎ、重い物の頭上持ち上げ、うつぶせ寝は避けるべきです。また、首に負担がかかる激しいスポーツや、首を極端に反らす・捻るヨガのポーズなども控えた方が良いでしょう。

頚椎症と頚椎ヘルニアの違いは何ですか？

頚椎症は加齢による椎間板や骨の全体的な変性を指し、頚椎ヘルニアは椎間板の一部が飛び出して神経を圧迫する状態です。頚椎ヘルニアは頚椎症の一症状とも言えますが、より局所的で急性の症状を引き起こすことが多いです。

頚椎症の症状が出たら、どの診療科を受診すべきですか？

まずは整形外科を受診するのが一般的です。症状によっては脳神経外科や神経内科、ペインクリニックなども選択肢になります。

頚椎症は手術しないと完治しないのですか？

多くの頚椎症は保存療法で症状の改善が見込めます。手術が必要になるのは、保存療法で改善が見られない場合や、歩行障害など重度の神経症状がある場合に限られます。

頚椎症で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックと頚椎症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

頚椎症の改善により、日常生活の質が大きく向上します。痛みやしびれから解放されることで、仕事の効率も上がり、趣味や家族との時間も充実したものになるでしょう。

当院の施術を受けた多くの患者さんが、「首の動きが楽になった」「腕のしびれが消えた」「眠りが深くなった」という喜びの声を寄せています。頚椎症でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

20年以上の臨床経験を持つ院長が、あなたの症状に真正面から向き合い、最適な施術プランをご提案します。自然治癒力を引き出す本物のカイロプラクティックで、健康な毎日を取り戻しましょう。