変形性脊椎症

変形性脊椎症とは

変形性脊椎症とは、加齢や日常生活での負担により背骨の関節や椎間板が変形し、骨棘（骨のとげ）ができたり、椎間板が薄くなったりする病気です。主に腰椎や頚椎に起こりやすく、腰痛や首の痛み、手足のしびれなどの症状を引き起こします。

背骨の老化現象とも言える病気で、40歳以降に多く見られます。厚生労働省の調査によると、変形性脊椎症で自覚症状を有する患者は約1,000万人、X線診断による潜在的な患者数は約3,300万人と推定されています。

整形外科新患調査では、変形性脊椎症（腰椎）が整形外科疾患の中で最も多く、全体の11.4%を占めています。特に50歳以降で急激に増加し、高齢化社会の進展とともに患者数は増加傾向にあります。

変形性脊椎症でお悩みなら当院までご相談ください。

変形性脊椎症を放置すると、痛みや身体活動の低下により筋肉量や筋力が減少し、さらに症状が悪化する悪循環に陥ります。

外出頻度の低下により閉じこもりがちになり、精神面での悪影響も生じます。最悪の場合、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの重篤な合併症を引き起こし、歩行困難や日常生活動作の著しい制限が起こる可能性があります。最終的には手術が必要になるケースも少なくありません。

変形性脊椎症の原因

変形性脊椎症の原因として次のものが挙げられます。

変形性脊椎症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。この複数の原因が引き金となり、背骨の関節や椎間板の変性が進行し、骨棘の形成や椎間板の薄化などが発生し、腰痛や神経症状が発症します。

したがって単に痛み止めを服用したり湿布を貼るだけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。変形性脊椎症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

変形性脊椎症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による胃腸障害や肝機能への影響があり、根本的な改善には至りません。

物理療法

一時的な症状緩和に留まることが多く、継続的な通院が必要です。

運動療法

適切な指導なしに行うと症状悪化のリスクがあり、継続的な専門指導が必要です。

ブロック注射

効果の持続期間が限定的で、繰り返し施術が必要になることがあります。

手術療法

侵襲的で合併症のリスクがあり、術後の回復期間も長期間必要です。

変形性脊椎症を改善するために

まずはあなたの変形性脊椎症の原因を徹底した検査により明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めても改善は見込めません。

当院は、10万人以上の施術実績から積み上げた独自の検査で、変形性脊椎症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

20年以上の臨床経験を持つカイロプラクターである院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

整形外科とは違う視点で変形性脊椎症と大きく関わっている箇所を詳細に検査します。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で変形性脊椎症が改善する理由

変形性脊椎症を改善するには現在の身体の状態をしっかりと把握することが大切です。身体は日常生活におけるあなたの癖を必ず記憶しています。

例えば立ち方、歩き方、階段昇降時の軸足など無意識で常に癖のある動作を繰り返しています。このように毎日繰り返す動作は体に刻み込まれ、やがて歪みとなり大きな症状へと進行します。

身体は嘘をつきません。あなたの日常生活における悪しき癖は必ず検査に現れてきます。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。変形性脊椎症は神経の専門家であるカイロプラクターにお任せください。

変形性脊椎症のQ＆A

変形性脊椎症は自然に治りますか？

変形した骨や椎間板は元に戻りませんが、適切な施術により症状の改善は十分可能です。自然治癒力を高めることで痛みや機能障害を軽減できます。

変形性脊椎症の人がやってはいけないことは？

急激な腰の捻りや重い物の持ち上げ、長時間の同一姿勢は避けるべきです。また、痛みを我慢して無理な運動を続けることも症状悪化の原因となります。

変形性脊椎症と椎間板ヘルニアの違いは何ですか？

変形性脊椎症は骨や関節の変形が主体で、椎間板ヘルニアは椎間板の中身が飛び出す病気です。症状は似ていますが原因と治療法が異なります。

変形性脊椎症は遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、骨や軟骨の質、体型などの遺伝的要因が発症リスクに影響することがあります。生活習慣の改善で予防可能です。

どのような運動が効果的ですか？

水中ウォーキングやストレッチ、体幹筋強化運動が効果的です。ただし、個人の症状に合わせた適切な運動選択が重要で、専門家の指導を受けることをお勧めします。

完治する可能性はありますか？

構造的な変化は元に戻りませんが、症状の完全な改善は可能です。適切な治療により痛みのない日常生活を送ることができます。

変形性脊椎症で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院の独自の検査で詳細に原因を分析したカイロプラクティックと変形性脊椎症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

変形性脊椎症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。