10/22(木)13:30~ご予約可能です。簡単WEB予約からどうぞ。

痛み止めが手放せない頚椎症、根本から見直すには

本日の予約状況

こんにちは。カイロプラクティックテミス鶴ヶ峰整体院の佐藤です。朝晩の空気がひんやりしてきて、首まわりが重たく感じる季節になりましたね。

夜中に首や肩の痛みで目が覚めて、スマホで「薬は飲んでいいのかな」と調べている。そんな方も、きっと少なくないと思います。

この記事では、頚椎症の痛みと付き合ううえで、痛み止めをどう位置づければよいかをお話しします。

仕事前と就寝前にどう考えるか、そして薬だけに頼らないための道すじまで、できるだけ噛み砕いてお伝えしますね。

院長:佐藤

痛み止めは悪者ではありません。ただ、使い方と向き合い方で、その後の経過が大きく変わると感じています

目次

痛み止めの役割を正しく知ろう

まずは痛み止めが体の中で何をしてくれているのか、整理しておきましょう。役割がわかると、飲むタイミングや頼りすぎない工夫も、ぐっと考えやすくなります。

痛み止めが得意なこと

消炎鎮痛薬は、痛みの信号や炎症をいったん落ち着かせてくれる薬です。つらい時期をしのぐ、頼れる味方といえます。

病院では、このほかに筋肉のこわばりをゆるめる薬や、神経の痛みに使う薬、ビタミン剤などが処方されることもあります。

痛みが強いまま我慢を続けると、眠れなくなり、体も緊張して、かえって回復が遠のきます。つらいときに薬の力を借りること自体は、決して悪いことではありません。

痛み止めでは変わらないこと

一方で、薬が静めてくれるのは「痛みの感じ方」であって、首に負担をかけている姿勢や体の使い方そのものは変えてくれません。

実際、頚椎が前に10度傾くだけで首への負荷は約1.5倍、30度傾くと約3倍にもなるといわれています。毎日のスマホやパソコンで、首は想像以上に頑張っているのです。

薬で痛みが引くと、つい元の姿勢で過ごしてしまいますよね。そしてまた痛む。この繰り返しに心当たりはありませんか?

仕事前に考えておきたいこと

朝イチから会議や締め切りがあると、少しでも痛みを抑えて集中したいと思うのは自然なことです。ここでは、仕事前に意識してほしい視点を3つの角度からお伝えします。

朝の痛みは「寝ている間」の影響が大きい

朝いちばんに首や肩がこわばっているなら、原因は日中だけでなく、夜の寝姿勢や枕の高さにもあるかもしれません。

薬を飲む前に、起きてすぐ首をゆっくり動かせるか、手のしびれが増していないかを、軽く確認してみてください。

眠気やふらつきを甘く見ない

薬の種類によっては、眠気やふらつきが出ることがあります。運転や機械の操作、高い所での作業がある方は特に慎重に。

どの薬をどのタイミングで使うかは、体質や持病、ほかに飲んでいる薬で変わります。必ず処方した医師か薬剤師に確認してください。

私たち施術者が、飲み方を指示することはできません。ここは大事な線引きだと考えています。

仕事中の「小さな逃がし方」を持つ

薬で痛みを抑えても、同じ姿勢で数時間固まってしまえば、首への負担は積み重なります。

画面の高さを目線に合わせる、1時間に一度は立ち上がって歩く。たったそれだけでも、午後の首の重さが変わってきます。

就寝前の痛みと眠りの関係

夜は痛みを強く感じやすい時間帯です。眠れない不安が重なると、さらに首や肩が固まってしまいます。就寝前の過ごし方を見直すと、翌朝の状態が変わってくることも少なくありません。

なぜ夜に痛みが強くなるのか

日中は気がまぎれていても、静かな夜になると、痛みに意識が向きやすくなります。

加えて、寝ている間の姿勢が合っていないと、首の神経まわりに余計な負担がかかり、夜間痛につながることがあります。

寝る前にできる環境づくり

私が大切にしているのは、頭は涼しく、足は温かい「頭寒足熱」の状態です。この状態が、自律神経も整いやすく、体が回復に向かいやすいと考えています。

首の痛みが強く熱っぽいときは、氷をタオルで包んで短時間だけ冷やす方法もあります。ただし長時間当て続けるのは避け、肌の様子を見ながら行ってください。

枕は高すぎても低すぎても首に負担がかかります。うつぶせ寝は首をひねる姿勢になるため、なるべく避けたいところです。

こんな症状は早めの受診を

ここは、いちばん大切な部分です。痛みだけでなく神経の症状が出ているときは、市販薬で様子を見ずに、医療機関での検査が先になります。

  • 手や指のしびれが強くなってきた
  • 箸やボタンなど細かい動作がしにくい
  • 両方の手足にしびれや違和感が出ている
  • 歩きにくい、足がもつれる感じがある
  • 排尿や排便の調子がいつもと違う

こうしたサインがあれば、まず整形外科や脳神経外科へ。なお、頚椎症の多くは手術をせず、保存的なケアで落ち着くケースが多いので、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。

当院が牽引を行わない理由

病院や整骨院では、首を引っ張る牽引を受けた経験がある方も多いと思います。当院の考え方は少し違います。ここでは、なぜ首を引っ張らないのか、代わりに何を目指すのかをお話しします。

首を引っ張る施術は行いません

当院の頚椎症の施術では、頚部を引っ張るような施術は一切行いません。

背骨を安定させているのは、靭帯、椎間板、筋肉、そしてそこへ栄養を届ける細い血管です。強く引っ張ると、これらを傷める危険があると考えています。

痛みのある首に、さらに負担をかけてしまっては本末転倒ですよね。だから私は、引っ張らずに整える道を選んでいます。

S字カーブと「頭の真下に背骨」

大切なのは、背骨が本来もっている生理的なS字カーブをまずしっかり取り戻すことです。

そのうえで、頭が背骨の真上にのる姿勢をつくります。頭は意外と重く、前にずれるほど首の筋肉と椎間板に負担が集中してしまうからです。

椎間板のポンプ作用に期待する

頚椎症では、椎間板が薄くなっていることが少なくありません。

ただ、正しい姿勢で頭を支えられるようになると、椎間板にポンプ作用が働きます。体液が出入りしやすくなり、薄くなった椎間板に修復の効果が期待できるのです。

薬で痛みを和らげつつ、並行して「首が休める姿勢」を整えていく。この組み合わせが、私の考える遠回りに見えて近い道です。

薬に頼りすぎない体づくり

痛みをしのぐ手段と、痛みを繰り返さない土台づくりは、別のものです。当院では、自然治癒力が落ちる原因を「姿勢、運動、知識」の3つに整理しています。

場面ごとの考え方の整理

場面意識したいこと
仕事前首の動きとしびれを確認し、薬の使い方は医師や薬剤師に相談する
仕事中画面の高さを調整し、1時間に一度は立って歩く
就寝前枕の高さを見直し、頭寒足熱を意識して過ごす
日常S字カーブを意識し、頭が背骨の真上にのる姿勢を保つ
休日無理のない範囲で歩く時間をつくる

歩くことが、いちばん身近な土台づくり

私自身、毎朝2時間以上歩くことを日課にしています。歩行は全身のバランスと血流を整え、首だけに集まっていた負担を全身に分散してくれます。

いきなり長く歩く必要はありません。まずは10分、近所を一周するところから。痛みが強い日は無理せず、できる日にできるだけで十分です。

原因を知ることが安心につながる

同じ頚椎症でも、姿勢のクセや生活の中身は一人ひとり違います。だから「何が首に負担をかけているのか」を調べることが、最短ルートだと思っています。

当院では、姿勢分析と約30項目の検査で体の状態を見える形にします。原因がわかると、不安はぐっと小さくなります。

まとめ:一人で抱え込まないで

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。最後に、私の考えをまとめておきます。

痛み止めは、つらい時期を乗り切るための大切な手段です。けれど、それだけでは首に負担をかけている根っこは変わりません。

薬は「痛みをしのぐ道具」、姿勢と運動と知識は「繰り返さないための土台」。この両輪で考えていただけたらと思います。

私自身、重度のアトピーでステロイド漬けの日々を、自力で乗り越えた経験があります。だからこそ、薬に頼らざるを得ないつらさも、そこから抜け出したい気持ちも、よくわかります。

仕事前の不安、眠れない夜、先の見えない心細さ。どうか一人で抱え込まないでくださいね。いつでも気軽に相談してください。


院長:佐藤

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰1-9-19-203
電話番号
045-369-1236
定休日
日曜・月曜
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次